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物語
ネリアが仲間になる→フレイ・ガザフの自宅まで


【天空人】
フレイ「天空人か…おれ初めて見たよ。どうしてネリアが天空人だってわかったんだ?」
ガザフ「ぁ?おれは昔から何回か見ているからな…仕事柄な。天空人はみな袖丈が手に近づくにつれて幅広なのが特徴だ。あとはそれ以外はばらばらだ。ネリアは話の内容で理解した」
ネリア「なるほど…意識したことはなかったが確かに皆そうだな…」
ガザフ「天空人は飛空種族といった、空を飛ぶことが出来る種族の総称でな、鳥タイプや龍タイプなど様々なんだ」
フレイ「へぇ〜面白いな。なぁ、ネリアは何タイプなんだ?」
ネリア「お前たちに教えることはない」
フレイ「な、なんだよ!!」
ガザフ「まぁまぁ、今すぐ話さなくても話したくなったら話すさ、さっき話したこと以外にもなにか地上世界に降りてきた理由がほかにもありそうだからな…」
ネリア「…」
フレイ「そうか…その時はいつでも聞いてあげるからよ、その…待ってるからな」
ネリア「ふん…」



【女の子って】
フレイ「そういや俺…女の子と話すの初めてなんだよな…」
フレイ「世界騎士団には男ばっかだし…城内にはメイドさんもいたけど恥ずかしくて声かけれなかったし…」
フレイ「女って…どうすればいいんだ…?」
フレイ「ぁあああああああ考えれば考えるほどおかしくなるぅううう!!;」


【意外】
フレイ「見た目と違って、ネリアって足を使う技を使ってるんだね」
ガザフ「見た目とは大違いだ」
ネリア「なんだ、悪いのかお前」
フレイ「言ってないだろ;」
ネリア「他にも心術も使うぞ」
ネリア「…今は使えないけどな」
フレイ「…?どうしてだ?」
ネリア「分からない…今は使えるのだが…使えなくなってしまっているのだ」
ガザフ「たしか、心術は生心力によって使う量が左右される。心が弱いと生心力が危険だと察知し、心術が使えなくなるのだ」
ネリア「…!」
フレイ「ネリア…おまえ、いったい何があったんだ?」
ネリア「…ッ」



【なんで】
ネリア(心術が使えなくなったのは…私の心が弱くなっている証拠…か)
ネリア(もしかして…“やつ”はそれが目的で私を…?)
ネリア(だとしたら…それをして私をどうするつもりだったのだ?)
ネリア(分からない…どっちしろ…私のせいで…)
フレイ「大丈夫かネリア?顔色が悪いぞ?」
ネリア「!き、貴様には関係ない…!
フレイ「…ぁあそうかよ!!ふん!」
ネリア「ふん…!」





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