態度で示そうよ(※18禁)・7


 カイジの腰を掴んでいた手を離し、アカギはベタベタに濡れたカイジの陰茎の根本を扱く。
 そして、自らの唾液とカイジの先走りを人差し指と中指にたっぷりとまぶしつけ、粘着質な糸を引く二本の指を、カイジの後ろへ回した。
 シックスナインに夢中になっているカイジは、まったくそれに気づく様子もない。
 アカギはもう片方の手でカイジの尻臀を揉みしだき、ぐいと掴んで割り開くと、濡れそぼった二本の指を、なんの予告もなくいきなり後孔へと突き立てた。
「〜〜〜ッ!!! ふぁあ……っ!?」
 衝撃にカイジは仰け反り、その拍子にちゅぽん、と音をたててアカギのモノが口から抜けてしまう。
「ア、カギ、ばか、なにして……っ、あぁ、んっ!」
 上擦った声で非難するカイジを無視して、アカギは二本の指を、カイジの中により深くめり込ませていく。
「力抜きなよ……」
「あっ! あっ……」
 緊張する体を宥めるように、アカギがカイジの鈴口を吸い、敏感な雁首の付け根を舌先で愛撫する。
 尻を割り開いていた手を下ろし、硬く張った陰嚢をやわらかく揉んでやれば、喘ぎ声が高くなってカイジの体から力が抜け始める。
 しばらくそうやってカイジの体をあやしつつ、二本の指で中を探る。
 アカギとの性行為に慣れきったカイジの腸壁は、熱くてぬるぬるしていて、突然入れられたにも関わらず、アカギの指を悦んで咀嚼するように蠢いていた。
 一年ものブランクがあったとは思えないほど、卑猥な動きだった。
 早くこの中に挿れ、淫乱な孔を突きまくってやりたいと気持ちを昂ぶらせつつ、指が根本まで入ったところで、アカギは指を曲げてカイジのいちばん好きなところをぐりぐりと刺激した。
「あっ! ひあっ、やめ、そこ、ぅああっ……!!」
 腕に力が入らなくなったのか、カイジはアカギの体の上にべちゃりと倒れ、腰だけを上げた状態で狂ったように喘ぐ。
 ほとんど悲鳴のような声を聞き、アカギは口端を吊り上げた。
「ふふ……口がお留守だぜ? カイジさん」
「あっ、だって……だめ、いく……、イく……っ」
 情けない声でひいひい鳴くカイジをさらに追い詰めるように、アカギはスパートをかけ始める。
「あっでる、むり、あぁ、あ、もう、イくぅっ……!!」
 前立腺を狙って指で突きながら、濃い先走りでぐちゃぐちゃになったカイジのモノを根本から搾り取るように吸い上げ、陰嚢から会陰部にかけてを撫で上げてやると、カイジは体をびくびく痙攣させながらイってしまった。
「っあっ、くうぅっ……!」
 気持ちよさそうな声を上げながら、精液をアカギの口内に撒き散らす。
 しばらく抜いていなかったのか、ドロリと濃い液体を口の中いっぱいに受け止めてやりながら、アカギは後ろを指で突き続ける。
 すると、突かれるたびにカイジのモノはアカギの口内でびくんと大きく膨れあがり、強すぎる刺激に耐えられないように震えながらなんども精を吐き出すのだ。



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