態度で示そうよ(※18禁)・6
やがて、溢れた先走りで互いの下着が濡れ始めた頃、アカギはカイジの胸から唇を離した。
唾液でテラテラと濡れ光る胸を軽く弾ませながら、いいところで中断されて不満そうにしているカイジのベルトに手を伸ばす。
カチャカチャと金具の音をたててベルトを引き抜くと、カイジは火照った肌をさらに赤くしたが、抵抗はしなかった。
ジッパーを下ろし、ジーンズを下着ごとまとめて脚から引き抜く。
脱がせやすいように、腰を上げて手伝うカイジを見て、アカギはクククと笑った。
「やらしい」
「……るせー……」
照れているのか、不機嫌そうにそっぽを向いてしまったカイジの腕を引き、アカギはその体を起き上がらせる。
代わりに、今度は自分が仰向けに寝転がると、カイジに意味ありげな視線を投げた。
「ほら、カイジさん……」
見せつけるように自分のベルトを抜きながらアカギが促すと、カイジはゴクリと唾を飲む。
限界まで昂ぶった心と体はあっさりと誘惑され、カイジは興奮に息を荒げながら、もたもたとアカギの体の上にのぼり、アカギの顔の脇に膝をつく形で逆向きに四つん這いになった。
いつになく大胆で素直なカイジの様子が、アカギの性欲を煽る。
いきり勃ったカイジのモノが顔の前に来るよう、アカギは体の位置を調節する。
すっかり硬くなったカイジのモノは先走りに濡れ、卑猥に鈴口をヒクヒクさせていた。
焦らすように先端に口付けると、たったそれだけで目の前の肉棒は大袈裟なほど激しく、ぷるんと揺れる。
舌を伸ばし、つつくようにして先走りを舐め取っていると、カイジは腰を震わせてアカギを振り返ろうとする。
「あ、アカギ……」
腰を下げ、アカギの唇にモノを押し当てようとしてくるカイジの尻を撫でながら、アカギは低い声で呼び掛ける。
「オレのも、ちゃんとして?」
軽く腰を突き上げて催促すると、カイジはようやくアカギのジーンズに手を伸ばし、ファスナーを下ろして下穿きごとずり下ろした。
勢いよく飛び出してきたアカギのモノは、やはり逞しく育って天を仰ぎ、先端を微かに湿らせている。
鼻腔を刺す青臭い匂いにカイジは目をとろけさせ、根本に手を添えると性急にそれを咥えた。
「ん、んんっ……」
傘の部分を口に含み、まるでアイスキャンデーでも舐めるように喉を鳴らし、舌を押し付けるカイジを見てから、アカギも興奮にビクビク揺れるカイジのモノを口に含む。
「んっ!」
待ち望んだ刺激を与えられ、ぴくりと跳ね上がるカイジの腰を抱き止めながら、アカギはカイジのモノを口淫する。
裏筋を舌で往復し、唾液をたっぷりと含ませながら唇で扱くようにスライドさせると、動きに合わせてカイジの腰が艶めかしく揺れ始める。
「あ、あぁ、は……っ、ん、んくっ……」
性器に与えられる巧みな刺激にゾクゾクしながら、カイジも負けじとアカギのモノを舐めしゃぶる。
雁首と竿との境目を、唇でひっかけるようにして扱く。
唾液を溢れさせ、幹を伝って流れ落ちたそれを潤滑剤にして、口に入りきらない根本の方を、緩急をつけてやや強めに擦る。
すると、カイジの口の中の肉塊がぐんと質量を増し、アカギは低く笑ってご褒美を与えるようにカイジのモノをより深く咥え込んだ。
「ふぁっ……あっ、あっ……!」
喉奥まで迎え入れて強く吸われ、カイジは嬌声を上げる。
腰が砕けそうな快楽に陥落しそうになりつつも、頑張ってアカギのモノを頬張り、口を窄めてじゅぷじゅぷ吸ったり、舐めたりしている、その健気さが、アカギの嗜虐心を焚きつけた。
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