態度で示そうよ(※18禁)・4


 軋んだ音をたててベッドに乗り上げ、カイジの傍に寄ると、自分から誘っておいていたたまれなくなったのか、カイジはアカギから逃げようとする。
 アカギがそれを許すはずもなく、二本の腕でカイジの体を捕らえ、碌に身動きもできないよう抱き竦めてしまった。
「逃げるなよ。……まだ、満足してねえんだろ?」
 息を吹き込むようにして耳許で囁き、そのまま耳介を唇で食んで舐め回すと、「ひっ」と短い悲鳴が漏れる。
「あっ、バカ、やめろって……っひ、うぅっ、」
 くすぐったいのか感じているのか、どちらともつかない声を上げて抗議するカイジ。
 形だけの抵抗をものともせず、アカギはカイジの耳を責め続け、ちいさく悶えるその体もろとも、自らもベッドに倒れ込んだ。
 仰向けに転がしたカイジの脚に脚を絡め、首を振って逃れようとするのを押さえつけて執拗に耳を嬲り続けると、次第にカイジの口から漏れる声が、啜り泣くような媚びた響きを帯び始める。
「はぁ……アカ、ギ……っ」
 ぴくぴくと体を震わせ、きつく瞼を閉じ合わせるカイジに、アカギは舌で耳から頬を辿り、ふたたびカイジに口付ける。
「ん……っ! ん、くっ、ふぁ……あ」
 抉るように深く蹂躙され、舌を伝って絶えず送り込まれる唾液を苦しそうに飲み下すカイジを見ながら、アカギはカイジのシャツの上から、平らな胸を撫で回す。
「!! ……っぁ……っ」
 突然の刺激にびく、と反応し、カイジは困ったような顔になる。
 アカギの指が、シャツの上からでもわかるほどにはっきりと勃ち上がったちいさな突起に引っかかると、カイジの眉がさらに下げられた。

 舌と舌を濃厚に絡めながら、アカギはその突起を摘まんで転がす。
 アカギの指先に翻弄され、カイジはびくん、びくんと敏感に反応を返した。



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