ハッピーアイスクリーム!・4(※18禁)
アカギはカイジの着ている服をすべて脱がせてしまうと、腰の辺りに馬乗りになって、もう一度キスをした。
「んぁ、は、ふ……」
自分の下でもぞもぞと体を動かしながらキスに没頭するカイジの姿を見て、アカギはあることを思いつく。
唇を重ねたまま、卓袱台の上を手探りし、アカギはあるものを引き寄せた。
カイジはアカギの行動に気づかず、ひたすら舌を絡めあう行為に惑溺していたが、突然、内股にぴたりと冷たいものが押し当てられ、びくりと体を強張らせた。
「……ひっ!? な、なんだ……?」
驚きのあまりキスをやめてしまったカイジにニヤリと笑い、アカギはカイジの内股に押し当てていたものを見せつけるようにカイジの目の前に持ってくる。
それは、カイジが自分用に選んだ棒アイスだった。
アカギは袋を破り、中からアイスを取り出すと、なんの躊躇もなくカイジの首筋にぴたりと押し当てた。
「ぅあ……っ! 冷た……っ! や、やめ、アカギっ……!!」
カイジの腕に、びっしりと鳥肌がたつ。
「くっそ……! よしやがれっ、この、ヘンタイっ……!!」
なんとか逃れようと体をくねらせるカイジだが、アカギは喉を鳴らして笑いながら、手を止めない。
熱い体でアイスを溶かそうとするかのように、アカギはゆっくりとカイジの体を棒アイスの先でなぞっていく。
耳の下、脇腹、臍の周りなど、アカギに知られているカイジの性感帯は、特にしつこく責められた。
「はぁ……あっ、あ……」
溶けた雫が体を伝う感触に、カイジはぶるりと体を震わせて喘ぐ。
「食い物で気持ちよくなっちまうなんて、とんだ淫乱だな」
「あ! あっ、アカギっ、そこはっ……!」
胸にある突起の周りを、冷たいアイスでくりくりと円を描くように責められて、カイジはたまらず身を捩る。
「ふふ……、立ってきた……」
「あ、う、ううっ……」
冷たさのせいで硬く立ち上がった小さな突起を押し潰され、羞恥と快感でカイジは情けない顔になる。
アカギは身を屈めると、さんざんいじめた乳首をそっと、口に含む。
「あ、ああ! いや、だっ……、うぁぁ……!」
凍りそうなほど冷やされたそこを、今度はあたたかくぬめった口内に迎え入れられ、カイジは快感に眉を寄せる。
舌先で転がされ、軽く歯を立てられ、吸い上げられる。
もう片方の乳首は、相変わらず冷たいアイスで嬲られており、両方の乳首に与えられるまったくべつの感覚に、カイジはひどく混乱しそうになりつつも、しっかりと快楽を享受し、甘い声を上げていた。
たっぷりと乳首を舐り終えたアカギは、さっきアイスでなぞったカイジの性感帯を、今度は舌で辿っていく。
「あっ! はぁっ、アカギ……っ……!」
冷えた体をあたためるように、ぬらりと這うアカギの舌の感触がひどく心地よく感じられて、口から零れ出る嬌声の合間に、カイジはほっと息をついて体を緩めた。
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