無題・4(※18禁)


「ふっあ……ぁあ……」
 ぶるりと体を震わせながらカイジは精を吐き出す。
 絶頂に陶然としているカイジの様子に、アカギは非情な笑みを浮かべる。
 そして、まだ開放しきっていないカイジの腰を掴み、一気に奥まで貫いた。
 衝撃に、カイジは大きく目を見開いて仰け反る。
「ぅあっ! あっ、アカギ……っ!」
 腰をぶつけるように穿つと、ぬぷ、ぐちゅ、と接合部が湿った音をたてる。
 イっている最中のカイジの中はとろけそうに熱く、容赦のない締め付けにアカギは苦笑した。
「やらしい……オレも、イっちゃいそう……」
「あっ、く、うぅっ」
「……カイジさんの中で、イってもいい?」
 問う声は快感に掠れていた。射精の最中に突かれる苦しさと気持ちよさがないまぜになり、自失しそうなカイジは、なんでもいいから早く、という風にがくがくと頷く。それを見たアカギは更に律動を早める。
「ふうっ……あ、アカギっ、激し……ッ」
「ん……もうイく……出すよ、カイジさん……っ!」
 激しく腰を振って昇りつめ、アカギはカイジの中で達した。
「はっ、あ、熱……っ」
 びゅくびゅくと注がれる感触に、カイジはきつく目を閉じる。
 アカギは自分の精液をカイジの中に塗りつけるように腰をスライドさせる。最初は精液を出し切るための動きだったが、蠢く肉壁に絞られアカギ自身は徐々に硬さを取り戻し、いつのまにか本気のピストンに変わっていった。
「あっ、は、あぁ……また……ッ」
 再び始まった責めに、カイジの目が潤む。
「は……すご、食い千切られそう……」
 放ったもので滑るそこをぬるぬる突きながら、アカギはふと思い立ち、カイジに声をかける。
「カイジさん……顔、あげて」
 カイジは言われるまま顔を上げ、慌ててうつむいた。
「どうしたの……ほら、顔あげなってば」
「あ……っ」
 馬の手綱を引くように後ろ髪を引き、無理矢理上向かせる。
 風呂場の鏡に写し出される自分の痴態に、カイジは唇を噛んだ。
 鏡越しに、許しを乞うような顔でアカギを見る。アカギは無慈悲な笑みを浮かべて、やさしげな声で囁いた。
「こんなカッコさせられて……、男にハメられて、気持ち良くなっちゃうんだ……?」
「あっ、ひっ!」
「あんた本当……どうしようもないマゾヒストだな」
 その言葉にカイジは泣きそうな顔になるが、体はそんな言葉にも感じて後ろを収縮させる。
 さっき出したアカギの精液が空気をふくんで泡立ち、抜き挿しされる赤黒い陰茎に白く絡む。
「あっ、イく、もう、アカギ……っ!」
「……カイジさんっ、」
 アカギがズプリと根本まで突き挿れた瞬間、深く繋がったまま、二人は同時に2度目の絶頂を迎えた。



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