玩具遊び・4(※18禁)

「次は……コレな、」
 赤木はアナルパールをベッドに放り、今度はバイブを掴む。
 男根を模したソレをしげしげと眺めながら、赤木は感心したように呟く。
「喜べ、カイジ……俺のより太いぞ」
「喜ぶかっ……!」
 すぐに噛みついてくるカイジに、赤木は声を上げて笑う。
 そして、すっかり緩みきったカイジの秘部にソレをあてがい、先端でちゅくちゅくと擦った。
「んん……あ、赤木さ……っ」
 途端に息を飲み、快楽への期待に瞳を揺らすカイジに、赤木は苦笑する。
「そんなに物欲しそうな顔するなって……ホラ、」
「あっ! はぁっ……」
 ぬぷりと亀頭部分を挿入すると、中を押し広げられる感覚にカイジは声を掠れさせる。

 前後にゆるゆるスライドさせながら、徐々に挿入を深くしていき、根本まで入りきると赤木はバイブのスイッチを入れる。
 くぐもった電子音と共に、亀頭部分がうねうねと動き出し、カイジの腸壁をぐりぐり擦った。
「あっ! は、ぁんんっ!」
「おっ……そうだ、コレを忘れてた」
 なにかを思い出したように呟くと、赤木はバイブについている小さなボタンを押す。
 すると、カイジの腹の奥にあるバイブの先端から、ローションがどぴゅっと放たれた。
「ひうっ!? あ、な、なんか出て、る……!? あっ、ぁくっ!」
「はは……面白ぇな、コレ」
 赤木はバイブでカイジの中を擦り上げながら、何度も何度もボタンを押す。そのたびに、大量のローションが腸内に溢れ出し、ぐぷぐぷと音をたてた。
「おぉ、まだ出る……よくできてるなぁ」
「っうあっ! あっ、ま、また出て……っ! あ、も、出すなぁっ……!」
 ぬるぬるした液体を中にたくさん出され、カイジは悲痛な声で訴えるが、赤木の手は止まらない。

 やがて、ボタンを押してもローションが出なくなると、赤木はバイブの振動を強めて激しく抜き挿しし始める。
 すっかりぬかるんでしまったカイジの中から、ぬちゃ、ぬちゃ、といやらしい音が鳴った。
「どうだカイジ、気持ちイイか?」
「ふっ、うぅ……」
 赤木に柔らかく問われ、目も眩むような快楽に飲まれつつも、カイジは必死に首を横に振った。
「ん? まだ足りねぇのか?」
「んあっ、あっ、ち、違う……ッ!」
 怪訝な顔をする赤木を潤んだ目で見上げ、カイジは嬌声の合間を縫って言葉を紡ぐ。
「あ、あんたの、が、っ、いい……」
 上擦り、跳ね上がる声を落ち着かせるため、口に溜まった唾液をこくりと飲み込むと、カイジは小さな声でねだる。
「こんな、おもちゃ……より、赤木さんの、が、欲しいっ……なぁ、くれよ……っ」

 赤木は意外そうに軽く目を見開いたが、すぐに口角を上げて意地悪げな笑みを見せる。
「じゃあ……俺のでどんな風にされたいか、そのバイブでやってみせてくれよ……」
 残酷な命令に、カイジは戸惑ったような顔をする。
 だがそれも一瞬のこと。理性をどろどろに溶かされてしまったカイジは、すぐに体を起こして自分の秘部から突き出ているバイブに手をかけた。
「あっあっ、こ、こうやって……っ」
 ぬちゅぬちゅバイブを抜き挿ししながら、カイジは上目使いに赤木の顔を見る。
「あんたの……っ、で、オレのなか、ぐちゃぐちゃにしてくれっ……」
 赤木は笑みを深くすると、カイジの手ごとバイブを掴む。
 ずっ、と根本まで挿入したあと、一気に引き抜いた。
「ふあぁっ……!」
 カイジは鋭く鳴き、シーツをぎゅうっと掴んだ。
 栓をなくしたカイジの後孔から、大量のローションがとぷとぷと溢れ出る。
 白いシーツに大きなシミができていく様子を、赤木は愉快そうに眺めていた。



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