会話がしたい（※１８禁）・３
「ねぇ。尻穴犯されるの、好き？」
下品で屈辱的な問いかけ。
だが、アカギがジーンズの前を寛げ、見せつけるようにして怒張を取り出すのを目にすると、性欲に脳まで焼かれたカイジはもう、従順な犬のように頷いてしまう。
「す、すき……っ、お前にケツ掘られるの、すげぇ好き……ッ！」
「淫乱」と呟いて、アカギはカイジの後孔に陰茎を押し当てた。
「ね、カイジさん……オレのことは？」
「ぅああっ……！ あっ……！！」
ぬぐっ……と陰茎を押し挿れられ、カイジは弓なりに背をしならせる。
「オレのことは、好き……？」
ぬちゅっ……ぬちゅっ……と粘膜の擦れ合う音をたてながら、アカギは大きく腰を使ってカイジを責め立てる。
強弱をつけ、的確に前立腺を突いてくるアカギの陰茎に腰砕けにされながらも、カイジは最後の矜持で、首を横に振った。
アナニーをしていることや、尻穴を掘られるのが気持ちいいということを認めるよりも、アカギを好きだと素直に認めるほうが、なぜか何倍も気恥ずかしいことのようにカイジには思われたのだ。
「き、きら……、」
心にもない返事をしかけたカイジだったが、アカギが腰を引いてしまったため、涙目になって叫んだ。
「あッ、ぬ、抜くなよぉ……」
泣きベソをかき、情けない声で懇願する恋人に、アカギはもう一度、ゆっくりと問いかける。
「カイジさん。オレのこと、好き……？」
蠱惑的に甘く、毒を含んだ声音。
ギリギリ亀頭が抜けるか抜けないかの、ごく浅いところを出し挿れされ、カイジはとうとう、最後の矜持もあっさり投げ捨ててしまった。
「あ、す、すきっ、あかぎ、好きだからッ……！！ だからっ、ぁ、あッ、ふあぁっ……！！」
言葉の途中で、我慢できなくなったかのようにズンズンと奥までピストンされ、カイジは目を見開いて嬌声をあげる。
「ひッ、やっ、あぁっ……す、すげ……いい、あかぎ、きもち、いいっ……！」
あまりの快感に子どものように泣きじゃくりながら、カイジはアカギを求め、乱れる。
突くたびにどんどんキツく締まっていく媚肉に、アカギは熱い吐息を漏らした。
「……、ほんと、やらしい体……」
ぬちゅぬちゅと獣じみた抽送を繰り返しながら、アカギはカイジの体に覆い被さる。
すっかり硬くなった胸の突起をつまみ、汗をかいたカイジの頬の傷を舐めあげる。
「出すよ……、カイジさん……」
「んっ……んぅっ……、ぁ、ん……っ」
同意を求めるように唇を舌でつつかれ、カイジはたまらずアカギにかじりつくようにして唇を重ねた。
くちゅくちゅと舌を絡めながら、激しいセックスに没頭しているうち、限界を超えて勃起していたカイジの陰茎が、密着する肌と肌の間で擦り上げられ、勢いよく白濁を噴き上げた。
「ん〜〜ッ……！！ ぁふぅ……っ……」
びゅるっ、びゅるるっ、と断続的に精を撒き散らしながら、カイジはガクガクと体を震わせ、絶頂の快楽に酔い痴れていた。
「ぁ、あ……、ぃ、いい、ひもちぃ……、」
もはや呂律すら回っていないが、それでもカイジは乳を欲しがる赤ん坊のように、アカギの舌にちゅうちゅうと吸いつきながら快感を訴える。
その様子に焚きつけられ、アカギはオーガズムによってヒクヒクと蠕動する腸壁を擦り上げながら奥へと進み、いちばんキツく締めつけの気持ちいいところに亀頭を押しつけると、汗まみれのカイジの体を逃げないように抱きしめながら思いきり精を放った。
「……っ……」
「ぁ、あっ、なかだし……っ」
アカギの熱い精液が腹の底を打ち、カイジは眉根をぎゅうっと寄せる。
傷ついたようなその表情とは裏腹に、カイジの中は嬉しそうに収縮していた。
「あっ、あ……、イくっ、そんなに、だしたら……ッ、また、イっちまうっ……！」
カイジはアカギの体にしがみつきながら、中出しされた刺激でまた絶頂に達した。
さらにキツく締まる中にアカギは目を閉じ、腰を震わせる。
「っ……すげ……、今のでまた勃っちまった……」
愉しげにそう言うやいなや、アカギは射精を終えたばかりの自身を、ぬぷぬぷと出し挿れし始める。
「あっ……ちょ、待っ……ああっ……！」
制止しようとしたカイジの声は、硬い肉棒によってあっという間に突き崩され、甘い喘ぎ声へと変わっていった。
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