学校で(※18禁)・5


 たっぷり右胸を舐り尽くすと、しげるは左胸にも同じ愛撫を施し、両の胸がしげるの唾液にまみれる頃には、カイジの乳首はすっかり硬く勃起していた。

 上半身を湯上がりのような桜色に上気させ、涙目で乱れた息を整えるカイジに満足げな表情を浮かべ、しげるはカイジのジーンズに手をかける。
「!! バカっ、そこはっ……!!」
 さすがに中学校の教室でソコを剥き出しにされるわけにはいかないと、またもジタバタし始めるカイジ。
 しげるは煩そうに舌打ちし、無駄な抵抗を軽々とあしらいつつ、ジーンズと下着をずり下ろすと、ぷるんと飛び出た半勃ちのカイジ自身をいきなり口に含んだ。
「〜〜〜〜ッ!!」
 大きく背を戦慄かせ、カイジは息を飲んで体を緊張させる。
 狙いどおり抵抗が止んだことにニヤリと笑い、しげるは右手で竿を扱きながら、ゆっくりとフェラチオを開始した。

「ん……、ぁ……ッ」
 亀頭に吸いついたまま口から出し入れされて、敏感な括れの部分にしげるの舌や唇が引っかかるたび、カイジの喉奥からちいさな声が漏れる。
 わざと大きな水音をたてながら弄られて、耳からも羞恥を煽られる。
 足の間で動いているちいさな頭を見下ろし、カイジは懸命に嬌声を押し殺しながら、抗議しようとした。
「し、げ……、やめ……、ッあぁ!」
 しかし、口を開いたタイミングを見計らって裏筋を舐め上げられ、強い快感にカイジは大きな声を上げてしまう。
 慌てて両手で口を塞ぎ、素早く教室内を見回すカイジを、鼻で笑ってしげるはフェラチオを続ける。

 しげるの口内でカイジ自身は完全に勃起し、先端から先走りの露をダラダラと零していた。
 それを丁寧に啜りながらディープスロートされ、じゅるじゅると音をたてて吸われてカイジはどんどん追い詰められていく。

 やわらかい喉奥のうねりがひっきりなしに鈴口を刺激して、まるで尿道口をこじ開けられて精液を吸い出されるような感覚に、カイジはとうとう、射精してしまった。
「……ぁ、あぅ、う……」
 限界まで昂ぶった自身から精液が勢いよく迸るのはクラクラするほど気持ちよく、カイジはぶるりと震えながら思わず喘いでしまう。
 ビクビクと激しく動く亀頭にしげるは舌を絡め、やさしく宥めるようにカイジの吐精を手助けしてやる。

 しげるの口内で果てながら、カイジは情けなさに啜り泣いていた。
 中学校の美術室で、その学校の生徒にフェラチオされて、たまらず写生……ならぬ、射精する成人男性。
 変態以外の何者でもない。

「ぁう……うう……う……っ」
 シクシクと泣きながらカイジが長い射精を終えると、しげるは尿道口に残った精液をちゅっと吸い上げ、顔を上げた。
 中学生に口内射精して泣きじゃくる成人男性の情けない姿を無言で見下ろし、しげるはカイジの体を裏返して腰を引き寄せる。
「!!」
 机に上体を押しつけて腰を突き出すような格好にさせられ、ジーンズをさらにずり降ろされて、カイジの頬がカッと熱くなる。
 臀部が冷たい外気に触れる感覚。カイジの涙に濡れた瞳が、不安げに揺れる。
 だが、射精を終えた直後の脱力しきった体では、抵抗はおろかわずかな身動きすら思うようにできなかった。



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