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「華を織る」
09


「おや亜紀、箸が止まっておるぞ」
「元気を付けねばのう、たんとお食べ」
「いやいや、いきなりそんなに沢山食べたら腹を壊すぞい」
「良い良い、亜紀が好きな分だけ食べれば良い」
「ありがとうございます。いただきます!」
 世話好きな老人達から上がる声に笑みを浮かべながら、亜紀は再び箸を動かし始める。


 ‥‥そして、もし、機会があるのなら。
 何時か、桜木様に聞いて貰おう。



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あきゅろす。
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