秋、寒し4


すると古泉は少し考えてから、仕方が無いですねと微笑む。
俺は脱いでいいものかと思って腰を浮かせた。
しかし、その腰を床に押し付けて古泉はとんでもないことを口走る。

「一度、パンスト破りというものをしたかったんですよね」
「何言って…!いや…!」

ピリ、と何か裂けるような音がして俺の脚の付け根辺りを覆うものが無くなった。
黒いタイツから少しだけのぞく白い足が目に入って。
しかもその裂け目から古泉の手が進入してきて、俺は叫んだ。

「やだ!なにす、ヒイィイイ!?」
「この中でイって下さいと言ったでしょう?直接触ってあげますから」
「あ、ああう!!うぁ、ハッ!」

タイツの中で上下に扱かれながら、先端は布地にこすり付けられて。
信じられないくらいの快感が背筋を駆け抜ける。
止めることの出来ない先走りがタイツのしみをさらに広げて、色を濃くした。
指先にぎゅっと力が入って、腰の辺りがズンッと重くなる。
目の前が真っ白だ。

「イク、イっちゃう…!!」
「いいですよ、出しても」
「あ、あああ、あうううぅ―――…ッ!」

腰がぶるりと震えた。
途端、先端から白濁があふれ出す。
タイツでせき止められて飛び散ることは無かったが、その代わりに黒いタイツから白濁が滲み出してきた。
あまりにもいやらしいその光景に俺は涙をこぼす。

「もう、やらぁ…」
「気持ちよさそうでしたよ、可愛いですね」

にっこり笑いながら古泉はまた、タイツに手をかけた。
今度は何をするつもりなんだ。

「ぐしょぐしょで気持ち悪いでしょう?」

そういって古泉はまた力をこめてタイツを引き裂いた。
ぬとりとした感触から開放されて、俺のペニスは外界に晒される。
しかし、その光景に俺は気が遠くなった。
だって黒いタイツから精液まみれのちんこがのぞいているんだぞ?
軽く眩暈がする。
俺が呆然としている間に古泉は太ももの辺りのタイツにも爪を食い込ませて引き裂いて。

「あぁ、すごくいやらしいです」
「悪趣味、だ…!」
「僕が無理矢理捩じ伏せた感じがたまりません」

変態だな、完全にお前は変態だ!
古泉は飢えた肉食獣のように目をぎらぎらさせながら俺に覆いかぶさる。
そして、先ほどの射精でドロドロになったアナルにいきなり指を2本突っ込んだ。
痛みはあまりなかったが、圧迫感で息が詰まる。
一気に奥まで指をねじ込むと、当然のごとくこいつの指はぐいっと俺の中を押し上げた。
そのまま激しく中をかき回されたらたまらない。

「ふぅんんんん…!!!!」
「また勃起してきましたよ、あなたのココ」
「や、あ、だめ…!ソコォ…!!」

前立腺を躊躇うことなく強く押し上げられたら、我慢なんか出来なくて。
恥も外聞もなく、俺は甲高い嬌声を上げた。
自分でも古泉の指を締め上げていることが分かるくらい、俺のアナルはきちきちと軋んでいる。
もう、古泉の太いものでいっぱいに満たして欲しい。

「ほし、も…欲しぃ…!あ、あう!」
「何が欲しいのですか?」

いつもは絶対に自分から欲しいだなんて言えないのに。
俺は今、最高にいやらしい気分になっている。
認めたくは無いが、絶対にこの制服とタイツのせいだ。
涙目で俺は古泉を見上げる。

「ほら、何が欲しいんですか?」
「い、いえない…!」

俺が口篭っていると、こいつは自分のズボンの前をくつろげ始めた。
胸が急激に高まり、ソコを凝視してしまう。
これじゃ古泉の思う壺だ、きっとこいつはにやにや笑いながら俺を見ているに違いない。
そう、わかっているのに止められない。





続く



あきゅろす。
無料HPエムペ!