捩じ伏せたい、狂わせたい







「先生、僕古文苦手なんです」

だから、放課後少し時間とって頂いてもよろしいですか?
そう尋ねると、目の前に居た教師はにかっと笑った。

「古泉、お前は勉強熱心だなぁ!あぁ、構わんぞ」
「ありがとうございます、では時間は…」
「今日は会議があるからなぁ…5時過ぎても大丈夫か?」
「えぇ、大丈夫です。では五時に図書室で」

そういって僕は彼に背を向けた。
先ほどまで浮かべていたいつも通りの爽やかスマイルはどこへやら。
口元に深い笑みを浮かべた僕の考えをこの教師が分かっているはずがない。
嗚呼、放課後が楽しみだ。
僕はくくっと笑うと国語科準備室を後にした。







図書室の一番奥の席で古文の予習をしながら五時になるのを待っている。
あぁ、早く彼はこないだろうか。
はやる気持ちを抑えつつ、源氏物語に目を這わす。
五時を少し回ったとき、彼はやってきた。

「待たせたな、古泉」
「キョン先生、お忙しいのに申し訳ありません」

にっこり笑って彼を油断させる。
何も知らない彼は僕の隣に腰掛けると、教科書を取って「で、お前がわかんないところはどこだ?」と尋ねてきた。
僕は適当に「ここの波線部分がどの人物を指すのか分からないのと…」などと答える。
彼は「あぁ、これは結構難しいからなぁ…」とぼやきながらシャーペンを持ち出すと、説明を始めた。
彼は若いくせに教え方は上手くて、僕が分かりやすいように噛み砕いて説明している。
しかし、ほとんど耳には入ってこない。
なぜなら僕はこんなことのために彼を呼び出したわけではないからだ。

やがて図書委員が閉館を告げてきたが、熱心な彼は自分が鍵をかけるから先に帰ってもいいといって図書委員を先に帰らせた。
二人っきりになった図書館。

「すみません、少しお手洗いに行ってきてもいいですか?」
「ん?あぁ、構わんぞ」

彼の許可を得て席を立った僕は、ゆっくりと立ち上がり、図書館の扉の前に立った。
そして、最高に人の悪い笑みを浮かべると鍵を閉めたのである。
何も知らない彼は、次はどう説明してやろうかだなんてまじめ腐ったことを考えているに違いない。
僕はゆっくりと背後から彼に近づき、後ろから羽交い絞めにした。

「えっ!?ちょっと、古泉…何、イテッ!」

そのまま僕は彼を棚に突き飛ばし、その上に乗り上げる。
何が起こっているのかまったく理解できていない彼は目を白黒させて驚いているようだ。
僕は自分のネクタイを引き抜くと、彼の両手を無理に掴んで上にねじ上げる。
そしてその両手を僕のネクタイでぐるぐる巻きにしてやった。

「な、に考えているんだ…!」
「ナニ、ですよ?」

にっこり笑って返すと彼の顔が見る見るうちに青くなっていく。

ああ、可愛いですね。
犯されるのが怖いんでしょう?

恐怖に震える彼のネクタイを解き、シャツのボタンも外してやる。
露になった白くてきれいな胸板に、少しくすんだ乳首が可愛らしく付いていて。
僕は躊躇うことなく、いきなりそれに吸い付いた。
もちろん彼は顔を真っ赤にして暴れようとする。

「お前、ふざけるなよ…!俺は男だぞ!?」
「大丈夫、男でも乳首は感じますから」
「そんなこと言ってない!根本的にずれ、あっ!」

五月蝿いから軽く噛んでやると彼は痛そうに悲鳴をあげた。
乳首を舐め回しながらツンッととがった部分をまた口に含んで「何なら噛み切って差し上げましょうか?」と問うと、彼はぶんぶんと頭を振って嫌がる。
主導権を握っているのは僕だということがよく分かったでしょう?
次第に彼の息使いが荒くなってきた、どうやら感じできたらしい。

「ほら、間違ってなかったでしょう?男でも乳首は感じるって」
「うるさい!お前、もう黙れ…!うぅっ!?」

彼はいきなり苦しそうな声を上げた、僕が股間部分をひざで押し上げたからだ。
微妙に反応していたソコはぐりっと潰されて、それにまで感じたのか、彼は両足をばたつかせて暴れる。
体全体も左右に揺さぶって、上に乗っかっている僕を振り落とそうと必死になっている様子だ。

「ふざけるな!教師にこんなことして許されると思ってるのか!」
「抵抗しないほうが身のためですよ?」
「クソッ、離せ…!」

彼はあくまで抵抗をやめるつもりはないらしい。
こうなったら強硬手段を使うしかないようだ、と僕はポケットから小さな瓶を取り出した。
中にはピンク色の妖しげな液体が入っている。
僕はコルクを外し、無理に口を押し開けようとした。
しかし、彼はこの液体がなんだかすぐに察したのか、口を硬く閉じ合わせ、断固としてそれを拒否した。
仕方がないと、鼻をつまんでやると苦しそうに顔が歪みはじめる。
彼は一生懸命息をするのをこらえていたが、もう限界がきてしまったようだ。
息を吸い込むため思い切り開けてしまった口の中に、僕は液体を流し込んでやる。

「はっ、う…ゴホッ、うぇ…」
「ふふ、これで少しは素直になれるんじゃないですか?」

苦しそうに咳き込む彼にそういってやり、僕はきっちり着込んだスラックスを脱がせにかかった。
ずるりと下着と一緒に引き摺り下ろしてやると、硬くなり始めたペニスが顔を出す。
顔を真っ赤にし、涙を滲ませ始めた彼は身を捩ってその行為からまだ逃げようと試みているらしい。
そんな簡単に逃がすはずがなかろうと、僕はおもむろにペニスを掴んだ。
途端彼の腰は跳ね上がり、ソコも一気に質量を増す。

「どうですか?薬も効いてきたでしょう?」
「う、そ…!いや、嫌だ…!」
「なぜ?気持ちよさそうですよ、ココ」

ヌル付いてきた先端を人差し指で抉ってやると、さらに先走りが溢れ出してきた。
僕は彼の皮をずるっと下まで引き摺り下ろして亀頭を露にすると、そのまま握り締めて動かし始める。
薬の効果もあってか、地声はどっちかというと低い彼が信じられないくらい甘い声を上げた。

「アァッ…!い、やぁ…」

自分の声が信じられなかったのか、唇を噛み締めて声が出ないように必死になっているが、僕は感じている声が聞きたい。
無理矢理口の中に指を差し込むと、強引に口を開けさせる。
もちろん、脅し文句も忘れずに。

「素直にしないと、どうなるか知りませんよ?」
「う、ううぅ…!」

ついに涙を流し始めた彼の表情を見て、僕は興奮を覚える。
もっとよがり狂わせてしまいたい。







続く


あきゅろす。
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