酷愛2


「兄さん、急にここを発つってどしたのさ?」

エドワードより幾分か背の高い少年がエドワードの隣を歩きながら聞いた。

「セントラルに行って国家資格を返上する」
「え…」
「もう軍の狗でいる必要、ないだろ?」

エドワードはにっと笑ってアルフォンスの胸をとんっとたたいた。

「そうだけど…」
「このままだったらもし戦争があったら駆り出されるだろ」
「そうだけど…姉さんはいいの?」
「へ?」
「やり残したこととかない?」

その言葉にエドワードは目を見開いた。
脳裏にあの上司の顔がよぎる。
しかしそれをエドワードは振り切って笑った。

「ないよ、もう十分だ」

そういってエドワードはアルフォンスの前方を歩きだした。

しかし、その顔は暗く、今まで必死で忘れようとしていた古傷をまた傷つけてしまったような顔だった。
そして、そっとポケットに手を突っ込んだ。
ソコには10個エドワードが持っていた宝物のうちの最後の一個が入っていた。
それを指先で愛おしそうに撫でる。
そしてそれを握りしめるとエドワードは歩を早めた。







久々にやってきたセントラルの風は少し冷たく、エドワードはくしゃみをした。
弟が少し心配そうに声をかけてきたが大丈夫だと返事を返す。

「じゃ、俺、大佐んところ行ってくるから」
「僕は図書館にいるね、長くなりそうだったら先に宿帰っておくよ」
「りょーかい」

手をひらひらっと振り、エドワードはゆっくりと執務室へ歩きだした。




「失礼します」
「あら、エドワード君、お久しぶりね」
「お久しぶり、中尉」

久しぶりに会った顔にエドワードは笑顔を向ける。

「大佐は?」
「最近珍しく仕事を終わらせるのが早いの、ゆっくりと話ができると思うわ」

そう言ってリザは用事があるからと立ち去っていった。
その姿を見送ると再度、エドワードは執務室へ入室する。

「大佐いる?」
「おっ、大将!お久しぶり!」
「よっ、小尉」
「……鋼、の」

カツカツとエドワードはロイの前まで歩いていく。
執務机の前にエドワードは仁王立ちするとロイに言った。

「ちょっと話がある、二人きりになりたい」
「ハボック、すまないが退室してくれ」
「イエス、サー」

ハボックが退室するのを確認するとエドワードはポケットから銀時計を取り出した。
そして机におく。

「体、取り戻した。だから国家錬金術師はやめる」
「………」

ちらっとロイはエドワードの右手をみた。
それに気づいたエドワードは袖をまくりあげる。
そこには生身の腕が付いていた。
それをみてロイはきれいだと思う。

「どうやって戻った」
「体、売ってそれで得た情報で」




一瞬、その言葉を理解できなかった。



しかしすぐに頭に血がのぼる。




ガタンと立ち上がり、ロイはエドワードを突き飛ばした。

「なぜそんなことをした!」
「別に…体が戻ればそれで良い」
「なぜ自分自身の体を大事にしない!?」
「…は?何言ってんだ、俺のこと、犯した癖して」
「…ッ!」

エドワードはゆっくりと身を起こしてロイを見る。

「俺は大佐のことが好きだったよ」

エドワードはゆっくりと立ち上がりながら口を開く。

「あんな形で犯されても俺、あんたのこと好きだった」
「…」
「でも最後にここ来た日にさ、あんたは俺のこと嫌いなんだって確信した」
「それは…」
「あれ以来どうでも良くなったよ」

ははっと笑ってエドワードはポケットから例のものを取り出した。

「…っ?」
「コレ、いつかアンタと結ばれたときにさ、渡そうと思って一箱買ったんだ」

一緒に箱も取り出す。

「十個入りだったのに今は一個しかありません、なぜでしょう?」

ロイをからかうようにエドワードは問いかけた。
エドワードのロイをおちょくっている態度にロイは怒鳴った。

「何が言いたい!?」
「九回セックスした」

さらりとそう言うとエドワードの表情に一瞬陰が落ちる。

「あんたと使うために買ったのにもう一個しかないや…」

はぁとため息をつくとエドワードはロイに歩み寄る。
にっこりと笑って。

「九回セックスしたけどさ、一度も気持ちよくなかったんだよな、俺って不感症?」

そのようなことを聞かれてもロイは何もいえずエドワードを見つめる。
ロイから返事がもらえないと知るとエドワードはまた喋り始めた。

「まぁアンタが俺のこと突き放してくれたおかげで体も戻ったし感謝してるよ」
「そのようなことで感謝されても嬉しくともなんともない!」
「もうアンタのことはどーでも良くてさ、これ持ってたら未練がましくね?」

そう言うが否やエドワードはその袋をビリッと破った。
そしてくしゃっと丸め、そばにあったソファの付属の机に投げ捨てる。

「あれ、さ、俺の宝物だったんだ」

ちらっと転がったコンドームを見る。

「アンタのこと、好きだったのに、なぁ…」
「鋼の…」

ロイはエドワードに手を伸ばした。
が、ばしっと振り払われる。

「──ッ」
「触んなよ、汚いから」

ぐっと息を飲むロイを見てエドワードは苦笑した。

「あんたのことじゃないよ、俺が汚いんだ」

何も言えず立ち尽くすロイにもう話すこともないと判断したエドワードはくるりときびすを返した。

「じゃな、大佐…」

最後に見るであろうロイの顔を焼き付ける。
そして完全にロイに背を向けて思った。





あぁ

俺はまだ


この人のことが好きだったんだな




今更気づいてももう遅い。
ちらっと机の上に使われないまま最期を迎えた宝物だったものに目をやる。
少しだけ、涙がにじんだ。






「───ッ!?」

いきなり羽交い締めにされ、エドワードは後ろを振り返った。

「私はやめて良いなど言ってはいない」
「でも俺はいるつもりなどない!」
「上に言いつけてやろうか…?君たちのことを…」
「…ッ、卑怯者!」
「何とでも言いたまえ」

ロイは無表情にそう言い放った。
そしてエドワードの足を引っかけるとソファの上に押し倒す。

「しかし、条件付きで認めてやっても良い」
「何だよ、その条件って」
「私の妻になれ」
「……?」

頭が真っ白になる。
この男は何を言っているんだ。

「ふっ…ざけるな!」
「私は君を手放す気はないよ」
「アンタは初めて俺を犯したとき、愛がなくてもセックスは出来るって言ったよな?あれは認めてやるよ!だけど」
「愛のない結婚は無理だと言いたいのかね」
「当たり前だ!」

エドワードは昔から結婚というものはお互い好きあっている上でするのが当然だと思っていた。
確かにエドワードはロイがまだ好きだ。
しかし、先程相手に向かってもう好いてはいないと宣言している。
しかも相手から愛の言葉など一つも聞いた覚えがない。
エドワードが正直な性格だったらすぐにやっぱり好きだとか言えるだろうが一度言ったことは嘘でも突き通そうとするエドワードにその様なことをいうつもりはなく。

「さっき言ったけど俺はアンタのことなんかもう好きじゃない、この時点でもうアウトだ」
「そうだな、でも選択肢は二つしかないよ、どうするのかね?」
「──両方イヤだと言ったら?」
「軍事裁判にかけるよ」

無表情な顔がそう、告げた──




少女の中に再び芽吹いた小さな花は再度踏みにじられ。
無惨に花びらを散らそうとしていた。



ただ、あなたのことが純粋に好きなだけだったのです。





「…だったら軍事裁判にかけろよ」
「そのときは君の弟も一緒だよ」
「…!?アルだけは…助けてくれ」
「それはできない」

絶望的な顔をしてエドワードはその場に座り込んだ。

「あんたとの結婚だなんて…イヤだ」
「でもそれしか選択肢がない、あぁ、軍に頭を垂れることも可能だが」
「分かったよ…結婚すりゃいいんだろうが!」

今はもう鋼ではなくなった右手でロイの顔を一発殴ってやる。
なんでこうなるんだという気持ちでいっぱいだった。
本当なら喜ぶべき祝い事は今のエドワードにとっては最悪な出来事でしかない。

「っふ…ぅ…」

情けないことに涙がたくさんあふれてきた。
こんなにエドワードにとって残酷なことはないだろう。
好きでもない男に一方的に愛されて結婚する方がまだました。
自分はそれでも愛されているのだから。

「そんなに私が嫌いか」
「だいっきらいだ、バカ野郎」

その言葉に顔色一つ変えず、ロイはエドワードを押し倒した。

「い、イヤ…」
「夫婦になるんだ、良いではないか」

にっと笑うとロイはそう言った。

「イヤだ…頼むから…せめてベッド…」
「なるほど、そう言うことも言えるんだね」

ロイはエドワードの上から退くと執務机に戻って行った。

「…?」
「今夜君の宿に迎えに行く、待っていなさい」

ただし

「逃げたらただじゃおかないからな」


エドワードは絶望的な気持ちで宿に帰った。
青ざめたエドワードを見て、アルフォンスは慌てる。

「姉さん、どうしたの!?」
「いや、何でもない…それより夜、大佐と出かけるから…」
「あ、うん…」

なにか聞いてはいけないような気がしてアルフォンスはそれ以上は聞けない。
ただ力なく浴室に向かう姉を見ながらアルフォンスは眉をしかめた。






「姉さん…大佐が迎えにきたよ?」
「ん…」

ベッドに横たわって休んでいた姉にアルフォンスは声をかけた。
すると姉はゆっくり起きあがると優しく笑ってアルフォンスに礼を言った。

「じゃ、行ってくる」
「気をつけてね、兄さん」

ロイの車に乗り込む姉とロイの様子を見てアルフォンスは違和感を覚えながら宿に戻った。

確か、姉さんは大佐が好きだったはず
前までだったら嬉しそうに出かけて行っていた
なのに最近は嬉しくなさそうなのだ

何かあったのかな…?

物思いに耽りながらアルフォンスは宿の階段を上っていった。






「──ヒッ!」

ロイの家に着くなりすぐ乱暴に抱き抱えられ、エドワードは寝室のベッドの上に投げられていた。
そのまま被いかぶさってくる男にただただおびえる。

「こっ、怖い…!」
「夫になる私が怖いのかね、おかしなことを言う」

ぐいっと顎を捕まれ乱暴に口づけをされた。
こんな口づけはイヤで、エドワードは首を振って逃げようとする。
しかしがっちり押さえられ、それすらかなわない。
次第に口づけは深く激しくなり、エドワードは呼吸を乱した。

「んんっ、ふぅ!」

唇が離されるとトロリと伝う銀色の唾液の糸。
かあっと顔を赤くし、エドワードは顔を背けた。



そんなエドワードの顔をこちらに向かせ、ロイは笑う。

「どうせ私が知らないうちにセックスを九回したんだ、キスだってたくさんしたんだろう?」

君は安いものだ

そう、最後にロイがつぶやいた言葉がエドワードの心に突き刺さった。

「キスは、してない」
「ほう?」

意外そうな顔をしてロイは息を吐き出す。

「大佐以外とキス、してない」
「私以外としたくないほど私のことが好きかい?」
「だった、の間違いだろ」

痛む心を抑えながらエドワードは精一杯ロイを睨む。
睨んでも何も感じていないであろうロイは表情一つ変えずエドワードの服に手をかけた。
一瞬、エドワードはびくっと体を震わせるが耐えるように唇をきゅっと結ぶ。
タンクトップをまくりあげると、前回より一回りほど大きくなったエドワードの乳房が現れた。
それは大きくなったものの形の良さは前と変わらず、色も白くてマシュマロのよう。
それを乱暴に鷲掴みにするとロイはやんわりと揉み始めた。

「イヤッ、痛…!」

痛みを主張するエドワードを無視してロイは乳首をつまみ上げる。
とたん、エドワードの体は跳ね上がった。

「なんだね、感じているではないか」
「違、う!」
「気持ちよかったことがないと言っていたがあれも嘘だろう?」
「嘘じゃないっ!」

エドワードはロイの発言に声を荒らげて怒鳴った。
その瞳からはぽろぽろと涙があふれだし、エドワードの顔を汚す。
それに少しロイは驚き、エドワードの顔を凝視してしまった。

「アンタに、俺の気持ちなんてわかりゃしないんだ」

好きな人に無理矢理犯され挙げ句の果てに愛のない結婚。

胸が苦しくて、切なくてエドワードは泣きじゃくった。
しかしロイは行為を中断することはなく、エドワードを蹂躙し続ける。
しかし、その声の中に艶のある声が聞こえてくることはなかった。
聞こえてくるのは苦しげに喘ぐ泣き声だけ。

「チッ…」

おもしろくないのか、ロイは小さく舌打ちをすると、サイドテーブルに置いてあったウィスキーの瓶を手に取った。

「なにっ、するつもり…」
「気持ちよくしてあげようと思ったまでだ」

そう言うやいなや、ロイはエドワードのズボンを下着ごとはぎ取り、大きく足を開かせる。
そしてまだとろけきっていない蜜壷にウィスキーの瓶を突き刺した。

「ヒッ──アアアァァア!熱い、熱…!」

こぽこぽと音を立て、エドワードの膣にウィスキーが注がれる。
膣内は非常にアルコールの吸収が良く、エドワードの蜜壷はあっと言う間に弛緩しきってしまった。
ゆるゆるになった蜜壷からウィスキーの瓶が転がり落ち、トロリとウィスキーがあふれ出す。

「ぁ、あ、あ…」

呂律が回らず、頭がぐらぐらする。
エドワードは意識がなくなる中、必死でロイに手を伸ばした。

「ろ、ぃ…」

助けを求めるように初めて彼の名を「ロイ」とつぶやいた。




焦点のあわない瞳でエドワードは天井を見上げていた。
そんな彼の下に転がったウィスキーの瓶を拾い上げ、ロイは口に含む。
そしてエドワードに口づけた。
咥内にウィスキーを流し込むとエドワードは素直をそれを飲み下す。

「いやらしいね、エドワード…」

そう声をかけるとエドワードはぼんやりとロイに視線を移した。

「あ、ぅ…ぁ…」
「今まで感じたことがないくらい感じさせてあげよう」

にっと笑うとロイは緩みきったエドワードの蜜壷に指をいきなり二本挿入した。

「ヒッ、きゃう!」

すんなりとエドワードの蜜壷はロイの指を受け入れる。
どろどろになっている膣内を乱暴にかき回してやるとエドワードは悲鳴にも似た嬌声をあげた。

「ヒイィィ──ッ!」
「気持ちいいかい?」
「あっ、きもち、いのぉ…」

トロンと溶けた蜂蜜色の瞳がロイを見つめる。
その瞳に見つめられるとロイは妙に胸が苦しくなった。


なんだ、コレは…


締め付けられるような痛みに顔をゆがめる。
しかし、エドワードの瞳がロイを写さなくなるとその痛みは自然に消えてしまった。

「ろ、ぃい…」
「なんだ」
「こっちも、こっちもグリグリして…」

エドワードはそう言うとペラリと花弁を広げた。
その上部には完全に起立したクリトリス。

「クリちゃんも、いじって欲しいのぉ…」

ねだるように腰をつきだし愛撫をねだる様は淫乱な娼婦のようだ。
仕方がないという風にロイはエドワードの可愛らしい花芽をきゅっと摘んだ。
するとエドワードはよほど感じたのか、体を弓なりにそらし、膣からウィスキーをとばした。

「おま○こからおしっこをしているみたいだよ、恥ずかしくないのかね?」
「えっ、あぅ…」

未だにウィスキーを飛ばし続ける下半身を見てエドワードは恥ずかしそうに顔をゆがめる。

「何か言ったらどうかね?」

ロイは何も言わないエドワードを無視し、いきなり膣内をかき回し始めた。

「ほら、どうなんだ?」
「きゃあ!え、どは…おま○こからおしっこする子です、はふっ!」
「おいおい、しっかりしろ」

完全にお酒が回ったエドワードは意味不明なことを口走り、どうやら酔っぱらってしまっているようだった。

「あ、ぁ…ごめ、なさい…ッア!?」

いきなりロイの黒髪がエドワードの足の付け根に沈んだ。
ロイはエドワードの花弁をぴらっと広げるとクリトリスを舐め始める。
皮を剥き、ぢゅるっと吸うといやらしい雌の味とウィスキーの味がした。

「ああぁっ、も、だめ…へんだよぉ!」
「イきそうか?」
「わかんな、わかんない!」

ビクビクと秘部が痙攣し、分泌される蜜が量を増す。

「ヤダヤダァ…──!ッアアアアァァ!?」

体に電流が流れたような感覚に見舞われ、エドワードはシーツを握りしめ果てた。
断続的に膣の少し上部にある孔から透明な液体をとばす。
それはじわりと広がってシーツを濡らした。

「ぁ…ん…」
「子供のくせにしっかりイったみたいだな」

ぺろりとロイは指にまとわりついた愛液を舐めとった。
エドワードは初めての絶頂からか、脱力しベッドに手足を投げ出している。

「さて…」

ロイはエドワードの体を味わうべく、自らの衣服に手をかけ始めた。



その時だった。



ドサッ────…





「なっ…鋼の…?」

いきなり起きあがったエドワードにロイは思いっきりベッドに押し倒される。
エドワードは下を向いてしまっていてその表情を窺うことはできない。
その肩を押してロイは起きあがろうとするが、すぐにもの凄い力で押しつけられ起きあがれなくなってしまった。

「はが…」
「俺の名前はエドワードだよ?ロイ」

顔を上げたエドワードの表情にロイはぎょっとした。



エドワードは笑っていた。
それは見たことの無いような笑顔。

「ねぇ、ロイ…俺はすっごくロイのことが大好きだよ」

にっこりと笑ってロイの顔の輪郭を愛おしそうに撫でる。

「やっとロイとエッチできるんだね…俺すごく嬉しい」

それはそれは幸せそうに笑って。

「俺、ロイと結ばれるときにね、ロイに渡そうと思っている物があるんだ」

そういってシーツの上に脱ぎ捨てられているコートのポケットから例の箱を取り出した。

「前したとき…あんなんだったからさ、ちゃんとした形で結ばれたいの」

そういって開けた箱の中には…

「────……?」

エドワードは箱の中に指を突っ込んでソレを探す。
それでも無くて箱を逆さにひっくり返す。

それでもない。


「………ぁ…」

エドワードの目の色が変わった。
それは何かは分からないが殺気に似た、気。
ロイは背中に寒い物が走るのを感じる。
とっさにロイは軍服のズボンのポケットから先ほどエドワードが破り捨てたソレを取り出した。

「これだろう、君が探しているのは」
「ぁ…った」

目の色は徐々に先ほどの目に戻る。
そしてそれを嬉しそうにロイから受け取ると眉をひそめた。

「封が開いてる…」
「開いていてもまだ乾いていないから大丈夫だ…」
「よかった…」

心底ほっとしたようにエドワードはほほえんだ。





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