甘い眩暈9





「ドライオーガズムなんて、エロすぎですよ」
「ふ、はひっ…は、あぁあ…」
「淫乱を通り越して、ただの変態だ」
「や、やら!ふ、えぅ…」

ぼろぼろとこぼれた涙は彼の青い軍服の上に落ち、濃い染みを作った。
じんわりと広がるそれを視界の端で捕らえつつ、僕はずるりと指をアナルから引き抜く。
白濁がとろりと糸を張った。
なんていやらしいんだろう。
早く、この穴に自らのペニスをねじ込んでしまいたい。

「早くあなたを犯したい」
「いやだ!やだ、なにするんだ!」
「もちろんセックスです、気持ちいいの好きでしょう?」
「嫌い!嫌いだからやめ…っ!」

彼は身をよじって逃げようとするが、逃がす気なんてさらさらない。
無理矢理腰を押さえつけると、熱くなった自らを取り出した。
彼は真っ青になってそれを見つめていて、僕は嬉しくなってしまう。
今から僕は彼を犯すのだ。
ひどく嗜虐的な彼は僕の欲望を刺激してやまない。
あぁ早くむちゃくちゃにかき回したい。

「これも愛の形です、喜んでくださいね」
「いや、嬉くな…!ひえああぁあ!」

ズリュ、となまめかしい音を立ててペニスがアナルに飲み込まれた。
あまりにも酷い刺激に全身が打ち震えてしまうのか。
どうしたらよいのかも分からなくて、ただ息を止めたまま宙を見上げている。

「随分気持ちよさそうでしたが?」
「うっ、ふああぁ!」
「おやおや、お話してるのに射精するんですか?」

彼は腰を突きだしてペニスを揺らした。
戒められたところが鬱血して痛々しい。
そこのゴムを引っ張りながら僕は尋ねた。

「出したい?」
「出したい、出した、いぃ!」
「なにを?」
「セーシ、セイエキ出したい…!」

恥ずかしげもなく喚き散らす彼がかわいくて。
僕はゴムをぎりぎりと引いた。
その反動でゴムがしまってしまい、さらに彼を苦しめる。
彼は子どものように泣きじゃくりながら助けを乞う

「助けて、助け…!射精したいよおぉ!」
「本当に出したい?」
「出したい!苦しい、死んじゃう!」











続く












すみません、熱が出て書けなかった


あきゅろす。
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