「狙っているとしか思えないですよ、その格好…」
古泉はにやり、と笑うとアナルにぴた、とペニスを押し付けた。
あまりの熱さと、感じる質量に眩暈がする。
早く欲しくて腰をこすりつけると、そんなに焦らなくてもあげますよ、と古泉が笑った。
だったら早く入れて欲しい。
早く一つになって安心したい。
ぽろ、と涙が溢れたのを舐め取りながら、ぐっと腰が押し進められた。
古泉のソレは大きくて、太くて、俺を苦しめる。
「はふっ…！あ、ひ、いぃ！」
「力、抜いてください…」
「無理、む、りいぃ…」
ごりごり、と押し進んできたソレを中で受け止めながら俺は喘いだ。
久しぶりの挿入で閉じきってしまっていたアナルには刺激が強すぎる。
肉がめくれるような、そんな感覚がして俺は体に入った力を抜くことが出来ない。
こわばった俺の顔をゆるりと撫でると、古泉はにこりと笑った。
「すごく熱くて、絡み付いてきますよ…」
「う、そ…！」
「そんなにここ、欲しかったんですか？」
ぎちぎちのアナルのふちをするり、と撫でられてペニスが震えるのが分かる。
緊張して力が入ったソコをゆるゆると撫でられるにつれて、少しずつ緊張が解けていって。
さらには、ペニスの先端の柔らかい部分をくにゅ、と摘まれたら、もうだめだった。
ぞくぞくぞく、と寒気に似た快楽が背筋を駆け抜ける。
そんな様子を、見逃すはずがない古泉は、俺の足を抱え上げるとずん、と奥までペニスを埋め込んでしまった。
「ふぇ、は、あああうう!?」
明らかに先ほどとは違う色を含んだ俺の喘ぎに、古泉が気付かないはずがなく。
奴は嬉しげににこりと微笑むと、ペニスの先端で奥のほうをぐりぐりとかき混ぜる。
そうされれば声なんて我慢できない。
艶かしい、いやらしい悲鳴をあげて、俺は頭を振った。
「コレだけでこんなになっちゃうんですね、いやらしくて可愛い」
「ばか、ばかあぁ…！」
「でも、もっと良くなりたいでしょう？あなたの好きなところ、たくさん可愛がって差し上げます」
そういうと、古泉は俺の腰を引き寄せると、ずるるる、とペニスをギリギリまで引き抜く。
逃がすまいと、入り口付近が必死に古泉を締め付けているのが分かって、涙が出そうだ。
それだけでも憤死しそうなのに、一気に奥までペニスを突き入れられて、俺は悲鳴に似た嬌声を上げた。
体中がびりびりと震えが止まらず、快楽が全身を突き抜ける。
ペニスが燃えるように熱い。
またじわり、とペニスの先端に淫蜜が滴って、俺のペニスをどろどろにする。
もう、恥ずかしくてたまらなくて、俺はペニスを隠そうと下半身を両手で押し隠した。
「ふふ、隠してどうするんですか」
「ひ、ふああ…！アッ、アッー！」
続く
