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訳詞 Insanity〜直江ver 炎よ あなたの苦痛を、俺は少しでも癒せていたのですか 俺の影に寄り添う三日月のように 刄よ あなたの苦痛を少しでも癒せたなら あなたの心を欺けたなら あなたはこの世を統べる力を、何もかもを手にしていく 繰り返されるその光景が苦痛をあおりたてる ゆるやかに沈み、堕ちていく こんなにもおののきながら 敗北を告げるのが俺の宿命なら、すべてを受け入れてみせよう どの瞬間も待って待ち続けてきた この夜の訪れを 月の女神と共に訪れる瞬間を 待って待ち焦がれてきた 今がその時だ この瞬間がいつか消え去るなんて そんなこと、ありはしない 汚れなき者よ あなたの戒めを、わずかでも緩めてやれただろうか 真夜中に青ざめた影が寄り添うように 反逆者よ 鎖を解いてやれたと、あなたの瞳を欺けたなら 炎よ あなたの苦痛を少しでも抜いてやれただろうか 俺の影に寄り添う三日月のように 刄よ あなたの苦痛をわずかでも抜き去れたなら この星の最期のときに、俺だけのものになってくれますか 満ち欠けする月光に導かれ、海は満ち干きを忘れない まるで日ごと夜ごと、この傷痕を忘れられなくなるように 劣情を晒し、あなたは狂ったように猛りながら、俺を騙している ゆるやかに翼を広げ、徐々に天へ昇りつめていく 敗北を告げるのが俺の宿命なら、すべてを受け入れてみせる 渇望してきた、この時がくることを 白日のもとに晒せなかったこの懇願を…見届けてほしい月の女神よ いま、焦がれ続けた光に手をのばす 太陽と交わろう それでもあなたの輝きは失せはしないから 闇よあなたの苦痛をわずかでも抜いてあげられたのですか 星明かりに浮かぶ俺の影のように 暁よ 苦しみをわずかでも抜き去ったと、あなたの瞳を欺き通せたら 炎よ あなたの痛みを少しでも癒せていただろうか 俺の影に寄り添う三日月のように 刄よ あなたの苦痛を少しでも抜くことができたなら 破滅の音が聞こえるまで、俺だけのものでいてくれますか ［*前へ］［次へ#］ [戻る]  |