まじかる☆ツナにゃんにゃん
ぬこれんれんパロっぽい
Q,今の状況を30字以内で説明しなさい。
A,リボーンに変な弾を撃たれたら猫耳と尻尾が生えマシタ。(26字)
「まあ、いいじゃないか☆」
「いいじゃないか、じゃないよ!どうしてくれんだよ、リボーン!」
在る暑い夏の日の沢田家に綱吉の悲鳴めいた叫び声が響いた。
ふーっふーっと怒る様は猫のそれの様で、リボーンは満足そうな笑みを浮かべて綱吉へと留めを刺しにかかった。
「おい、ダメツナ。それはテメーの守護者の誰かとキスをしないと元に戻んないからな。」
リボーンには面白いことであっても綱吉にとってそれは死刑宣告に等しかった。
「な ん て こ と を !」
「変身するにもキスは必須条件daゾ☆」
「UZEEEヾ(゜Д゜)ノEEEEE!!」
チャキッ(銃ぶっ放つ5秒前)
「う、ウレシイデゴザル(棒読み)ってか変身しないから!何のためにこんな格好しなきゃいけないかわかんないから!」
「テメーはこれからまじかる☆ツナにゃんにゃんとして悪の手下ビャクラーンと戦うんだぞ。」
「あからさまだよ!あからさますぎるよ!そのまんま白蘭じゃん。」
「ビャクラーンだ。守るものはただ一つ、」
「な、なに?」
「テメーの貞操だ。」
ほきゃらーと再び沢田家から悲鳴(と言うより奇声と言った方が正しい)が上がり、沢田奈々があらあら暑いのにつっくんは元気ねーなど的外れなことをふふふと笑いながら言った。
綱吉は理解が出来ていなかった。
それは只単に彼が馬鹿だからという訳ではなかった。(彼が馬鹿なことに変わりないのだが。)
誰でも急に自身から耳と尻尾が生えてきて、貞操が狙われているとか言われたらゲシュタルト崩壊を起こしかねないだろう。
まあとにかくびっくりなのである。(まとめ)
「今回はオレが責任取ってやる。感謝しろよ。」
「いやいやいやいや、責任…?」
「キスに決まってるだろ、ダメツナが。」
「ちょ、まって!たんま!うぇいとォォォォ!」
ちゅっ
ぼんっという大きな音とともに煙に包まれた2人。
煙が晴れたときに出てきたのは―
「えええええ!なんでリボーンがでかくなってんの!」
「まあ、いいじゃないか☆」
「なんで冒頭に戻んの!?俺は元に戻んないの!?」
「守護者とキスをしろといっただろ、このダメツナが☆」
「てへっ☆これでもとに戻れるとか期待しちゃった☆」
「だからダメツナって言われんだ、ダメツナめ!」
「ううっ(´;ω;`)明日からの生活どうしよう。」
「どうでもいいじゃないか。とりあえずいただきます!」
「いただきますって?えっ?なんで俺ベッドに押し倒されてんの?えっ?えっ?や…、アッー!」
(暗転!)
「あらあら。2人とも元気ねー。天井が抜けちゃいそうだわー。」
8/7
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