リレー小説!
蓮愛中毒者。
「…なぁ、教えるのやめるからさ、チューしていいか?」
「……ッ!」
あー、真っ赤になった。MERA可愛いぜ。どうしてくれる。
「返事がないならするぞー。いいなー?」
「ッ、な!や…止めろッッ!!」
更に顔を近づけるが、蓮の手によってギリギリの所で拒否される。うん、そろそろ目がマジだから止めておこうかな。
「なーんてな!マジでチューするかと思ったか?」
俺は蓮からパッと体を離す。蓮は肩で息をしながら俺を睨んだ。
「…ッ、貴様ッ…コロスぞ!」
「まー、蓮に殺されるんなら本望だなー」
愛用の槍の切っ先を鼻先に向けられながらも、愛しさが止まらずにやつくと、蓮は眉を寄せた。
「…貴様、正気か?」
「んんー、ある意味病気かもしんねーぜ、俺」
「?」
「蓮を愛しすぎててどうしようもない病気」
「!!!」
ふっと微笑むと、蓮は固まったまま真っ赤になっている。槍が地面にカランと音を立てた。
「まあ、そんな所だ。さ、俺は教えたぜ?次は蓮が理由言う番だ」
「は?そんな事きいてな「言ったら桃マン買ってやってもいいぞ」
「…ぬ?!」
頭のトンガリがぴくりと反応した。…うん、そんなお子ちゃまな所も可愛いぜ。
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