リレー小説!
腹が減っては戦は出来ぬ!
ピクニックなんて、学校の行事では当たり前過ぎて、もう飽きてる友達もいた。
でも僕はいつも楽しみで仕方ない。
何故なら…―
「カバ男君はピクニックが好きなんだね」
優しく微笑みながら話しかけてくる食パンマン。
その笑顔はいつも綺麗で、変わらない。
「うん!僕、ピクニック大好き!」
月1で行われるピクニック。
いつもの場所で、
いつもの面子。
何も変わらない行事。
だけど、僕はこの月1で行われるピクニックが好でしょうがない。
何故なら、大好きな貴方がいるから。
大好きな貴方に理由をつけなくても会えるから。
出来れば毎日でも会いたい。
他愛もない話をして、
じゃれあう。
それだけで幸せなはずなのに、
貴方はいつも忙しそうだから、
ついつい、様子を窺ってしまう。
だけど、ピクニックだけは貴方の様子を窺わなくて良いから…
僕はこの行事が大好きで仕方がない。
「さぁみんな!お弁当にしましょう!」
ミミ先生の声がした。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
無料HPエムペ!