リレー小説!
この人なにが狙いなんだろ…
「ち、ちょっとした相談を……してて」
「相談?もっと身近に人居るだろ。わざわざ文通なんかしなくても」
「いや、その……だから」とハッキリしないシルバにイライラが募る。大体、俺にしてくれたって良いのに。
しっかりした造りの指でサイドに垂れる髪をクルクルと弄ぶ。
椅子に座った彼が足を組んだ。スリットから白いレースのガーターベルトが見える。
何で!何で思春期の男子なら大興奮するハズのシチュエーションがこんなにも揃ってるのに全くときめかない!
「だー!もーその女装とか仕草とか何なんだよ!全然らしくねぇし!蓮のねーちゃんと連絡取ってる理由もさっさと言え!」
いよいよ腹が立ってきて、思わず怒鳴りつける。もーどっちが大人だか全く分かりません。
「早く言えよ。これ以上、驚く事もねーし」
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