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リレー小説!
あ、でも夏も嫌いだからそのまま秋になれば良いと思う、切実に。
 



「…よ、久しぶりだな」

カレーパンマン。とバイキンマンは、俺の大好きな笑顔で俺の名前を呼んでくれたが、心のもやもやは更に強くなる一方で。

(だって、気づいてしまったから)

「…ッ、なにしにきたんだよ……ッ」

今掛けるべき言葉はきっと、もっと、違う。頭では分かってるのに。

「何って…、会いに、だろ?」

君が優しい言葉をかけるたびに胸がキシリと痛む。

「…?どうした、顔色悪いぞ?風邪でもひ…」

…ああ、優しくしないで。

パンッ、と乾いた音が響く。
多分、バイキンマンが伸ばしてきた手を俺がはらったんだ。そんな事を頭の隅でぼんやり思いながら、次に出た言葉は、俺自身でさえも驚いた。

「…メーワク、なんだよ…!」
「………!」

バイキンマンは、何も言葉を返さず、たた呆然と俺を見つめている。

一向にやみそうにない雨音だけが、耳に響いた。



 


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あきゅろす。
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