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Novel
心臓の音【瀬李南様】

「ネジ好きだぜ」

その声。

その言葉を聞くだけでもう心臓が脈打ってるだ

「あぁ…」

ドキドキして、何を意ったら良いか解らなくなる
だから俺の返事はいつも素っ気ないものになってしまうんだ

そしたら、お前は

『何だよ?嫌なのか?』


っていつも言うんだ
そんなずないのにな


シカマルは俺といて緊張してないのだろうか
俺は今にも心臓が飛び出てしまいそうなくらなのに…



「なぁ…ネジ」

いつもと、今日は違った…

手を引かれギュゥと抱きしめられる。

「いっつもそんな素っ気ないけどお前は俺といてドキドキしないのか」

「……!?」

「俺は耐えられねぇ…俺はお前が居ると心臓爆発しそうになる!」

グイッと俺の耳をシカマルの胸に当てる


ドキッン…


ドキ…ンッ…



良かった…

シカマルも俺と同じだったんだ…


「聞こえる…ちゃんと聞こえる…だから俺の聴いてくれないか?」


そう言うのが俺の精一杯。

俺を抱いていた腕を放しシカマルも俺の胸にを置く

こうしている間にも鼓動は早くなる一方だ

「俺と同じだな」


そう言ってシカマルは笑った

「あぁ…」

今度は素っ気なくなんか無笑ってるってちゃんと自分でも解ったから

でも


トクンッ…


まだ自分から好きって言えるのは当分先になそうだ…


END



●○●○●○●○


瀬李南様より頂きました!

キャー!ラブラブしまくっていてもう熱いですね+゜二人で心音を聞き合うなんて…うはぁ!素敵だ!

瀬李南様ありがとうございました!




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あきゅろす。
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