鳴りやまない





ドンガラガッシャーン!!!!!!



「なっ何何何何何何何!?」

メイコが大声でカイトに言う。

しかも……


「めーちゃん…キスぐらいきちんとしようよ」

その行為の途中に。


「ごめん…けど、雷が…」

今にも泣きだしそうな目でカイトを見つめる。
雷は光り、また鳴る。


「今日はやめましょっ」

「じゃあ、朝も覚悟を」

カイトはにっこり笑う。

「あさ…も?」


それを言ったとたんに、カイトはメイコを押し倒しキスをする。
メイコに雷が聞こえないように耳を手で塞いでやる。

唇を離す。

「どう?聞こえた?」


唇と唇のいやらしい音が頭に広がるのが分かる。

「えろいのよ…」










雷の日限定

キスの音が頭に反響する



















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