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ランペルージ兄妹(ナナ←ルル)




ナナリー
俺の最愛の妹

俺は嘘をついたりなんかしないよ



お前にだけは決して…





学園内にあるクラブハウスに、帰宅するルルーシュ

自動ドアが開かれると、澄み切った小鳥のような声で俺を迎えてくれる

「お帰りなさいませ、お兄様」
「ただいま、ナナリー」

ナナリーは咲世子さんに、折り紙を教えてもらっていたみたいだ

「お帰りなさいませ」
「ただいま、咲世子さん」

折り紙で鶴を作り終えた咲世子さんは、夕食の用意をしてくれる

今日は何だろう?と、想像を膨らませる

「お兄様」
「何だい?ナナリー」

ルルーシュはナナリーの目線の下に屈む

「何を考えていらっしゃるのですか?」
「いきなりどうしたの?ナナリー」
「昨日のお兄様は何だか怖かったので…」

ルルーシュはナナリーを安心させる為に、柔らかい口調でしゃべる

「うん、ちょっと考え事をしてたんだ」
「そうですか」

咲世子さんが、夕食の用意をしてくれた

俺はナナリーの車椅子を押しながら、ダイニングへと向かう

今日の夕食は、ラズベリーの入ったソースをたっぷりかけた、柔らかいステーキだった

「世界が優しくありますように」

ナナリー

お前は、足が動かなくても、自分の目が見えなくなってもそう祈るんだね

ならば俺は作ろう

ナナリーだけでも平和に暮らせる世界を

母さんを救わなかった

ナナリーの体と心に、傷を負わせた

父を…

皇帝を…

ブリタニアをぶっ壊してやる!



突き動かすは破壊衝動



(俺の頭脳とギアスの力で必ず壊す!)








ランペルージ兄妹が大好きな管理人です

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お題拝借、闇に溶けた黒猫様

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あきゅろす。
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