ぼくらは確かに夏の最後の産声を聞いた
※SSSログ
「スザク!」
「早く来いよ、ルルーシュ!」
山頂を登っていくスザク
車椅子を押しているルルーシュは、とてもじゃないが追いつけない
「待てよ…スザク…ナナリーが」
「お兄様」
「ナナリー」
「スザクさんの所へ行って来て下さい」
「でも……!」
「私は大丈夫ですから」
小さく微笑むナナリー
「わかったよ、すぐに戻るから」
「はい」
急勾配の坂を息を切らしながら登るルルーシュ
「おいスザク、どこまで登るつもりだ!」
「ここだよ、ルルーシュ」
見るとそこには全てを黄で埋めつくす
一面のひまわり畑があった
「これを……見せる為に」
「ナナリーにも見せてあげたかったな」
「…そうだな」
ぼくらは確かに夏の最後の産声を聞いた
(お兄様、このひまわり私に下さるの?)
ドラマCD聞いてないからよくわからないんですがね…
お題拝借、9円ラフォーレ様
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