Respect
城島視点≫
城島視点≫
杏が風呂に入ってきただけでも、俺の理性はヤバかったが、さらに杏が俺に身体を密着させた時は…あのまま杏を押し倒し風呂場で犯す所だった・・・が、俺は塵の理性を振り絞って逃げるように浴室から抜けて出た。
ベッドに腰掛けて髪を拭いていると…
「城島先輩」
「ッ!!?」
振り向くと杏が全裸で立っていた。
これ以上は目に毒だと思った俺が視線を背けると…
「先輩ッ!!俺の事を見てくださいッ!!」
杏の切羽詰った声に俺は驚いて振り向いた。
「杏…?」
杏は今まで泣いていたのか兎の様に目を赤くして、俺を真っ直ぐに見ていた。
そして杏はゆっくりと俺の元へ近づくと、ベッドに乗り、座ると俺に向けて足を広げた。
「杏ッ!?」
杏の性器や秘部が露になり俺は視線を泳がせた。
「お願いです先輩…俺の事をちゃんと見てください。俺…性的に魅力が無いですか?」
「は?」
「俺…おれッ!!頑張りますからッ!先輩がもう俺に飽きて俺の身体にも興奮しなくなったとしても、もう少しだけ俺にチャンスを下さい」
「…え?」
「先輩が俺に興奮しなくなっても俺…おれ…」
「ちょっと待て杏ッ!?」
「先輩!俺の事を見ててください」
「!?」
杏は柔らかい自分の陰茎を握ると優しく撫でて徐々に芯を持たせた。
「先輩が…また、俺で反応してくれる様に…おれ、がんばりますから…だから……んっ!」
杏は俺の目の前で股を開き自分の陰茎を扱いてオナニーを始めた。
こんな卑猥な杏を見るのは初めてだ。
「俺…先輩に興奮してもらえる様に…んっ、もっと…エロくなるし…従順になるから…ぁ」
元来、恥しがりやの杏は俺に自慰を見られている羞恥で顔と身体を真っ赤にして涙目になっていた。
だが、一生懸命…俺の目前で陰茎を弄っている。
徐々に先端からカウパー液が溢れ始め、杏はヌルヌルの液体を指に絡めると陰茎全体に塗りつけた。
-クチュクチュッ!!
「あっ…あぁん」
自慰に耽る杏を見て俺は目を反らす事が出来ず生唾を飲み込んだ。
「あんず…」
こんな姿を見せられたら…我慢なんて出来ねーぞ…
杏は陰茎を扱きながら片手でカウパー液を指に塗りつけ、己のアナルの表面を撫でた。
「ぁんっ…おねがい先輩…俺の事…捨てないで…」
杏は切ない表情で眉を顰めるとアナルに宛がった指を己の中に挿入した。
「あぁッ!!…ぁぅん、じょうじま、せんぱい…ぁあ、んっ、あいしてます、せんぱい」
杏は自分の細い指で窄まりを解かして、可愛らしい穴を俺に向けて広げた。
杏の細い腰が揺れて、杏の入口がヒクヒクと蠢き指を咥えている…
「あぁん…ンッ」
「杏…」
俺の中で何かがプツリ…と、切れる音がした瞬間、俺は杏を押し倒していた。
「城島先輩ッ!?…じょうじッ、んッ!!」
俺は言葉途中の杏の唇を塞ぎ舌を差し入れ、愛する人の咥内を貪り唾液を流し込んだ。
そして杏の咥内の中でお互いの唾液を掻き混ぜると俺は杏の舌を絡め、咥内の液体を啜り飲み、最後に唇を吸いながら名残惜しくも杏の唇から離れた。
お互いの吐息が唇に触れる程の距離で顔を見つめ合う。
「城島先輩…」
「杏…お前さ、何か重大な勘違いをしてるぞ?」
「…え?」
「俺がお前に飽きる?興奮しない?俺が杏を捨てる?……はっ!ふざけんな」
俺は一度、杏の目尻の涙を舐め上げた。
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