K&K
恋人
「僕も和馬の事が好きだったんだよ?入学式で初めて和馬を見た瞬間からずっと好きだった。一目惚れだよ。だから和馬と仲良くなりたくて僕から声をかけたんだ」
「え!?健吾が…俺を…好き!?一目惚れ!!?」
「うん!和馬の事、友達じゃなくて、ずっと恋愛対象として見ていたんだよ」
「え?…まじ?」
「うん、マジ。でも、和馬って何考えているか良くわからないから、僕から告白するのを躊躇っていたんだけど、同じ様にお互い恋愛対象として見ていたんだね!こんな事ならもっと早く、僕から告白しとけば良かった。でも、これで晴れて僕達は恋人同士だね♪」
健吾の言葉に俺の心拍数は上昇した。
って…事はアレだよな。
“相思相愛”
そして…ついに俺達は
“恋人同士”
俺は嬉しさのあまり健吾を押し倒してキスをした。
−ちゅっ
あぁ…健吾の唇、想像以上に柔らかい。
健吾も俺のキスに答えるように唇を重ねてきた。
そして、健吾は俺の頭部を両手で掴むと舌を挿入してきた。
「…ッん!!?」
俺はビックリしてしまった。
意外と健吾って、積極的なんだな・・・。
構わずキスを続けるが、俺の咥内に入った健吾の舌が激しく蠢き、俺の舌を絡めとり咥内を縦横無尽にかき回す。
「…ふっ…んっ」
健吾のキスが激しくて、何故か俺の方が呼吸を上げてしまう。
健吾がこんなにキス上手いなんて予定には無い!
可愛い顔して何て卑猥な舌技を使うんだ…、健吾のキスに翻弄されている俺だったが、計画を進めるべく健吾のシャツのボタンを外しにかかる。
…が、健吾も俺のボタンを外し始める。
あれ?
しかも、俺よりも脱がせるのが上手い!?
俺がモタモタと健吾のボタンに指をかけていると、健吾は全て俺のボタンを外し終えており、ガバッ!とシャツを全て脱がされ、上半身裸にされた。
最後に俺の唇を吸いながら健吾が唇を離す。
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