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変だから…


「近藤…どうしよう…僕、変なんだ」

「…莉央?」

胸の高鳴る鼓動に加え、体の疼きが止まらない。


さっき、萎えかけていた陰茎も何故か近藤に抱かれているうちに…完全に勃起していた。


恥ずかしい…。


兄に監禁され、犯され続け、体を淫らに変えられたのかもしれない。
そしてイかされる事無く、あの下種な男どもに、さんざん体を弄られ、そのままの状態で放置されたからか…。


「近藤…、僕…体が…熱くて、苦しい…」

「莉央…」

僕は自ら近藤のジャケットを脱ぎ捨て、ズボンも脱いだ。

完全に起ちあがった陰茎を近藤に見せた。

そしてソファーに横たわると、欲にまみれた身体を露にした。


僕、いったい何をしているのだろう。

これじゃあ、まるで近藤を誘っているみたいじゃないか…。

こんな娼婦みたいな真似をして、どうかしている。


でも、身体が疼いて仕方が無いんだ。

苦しい、何とかして欲しい。


近藤に……

シて欲しい…。


完全に起ち上がっている僕の陰茎を見て、近藤は驚いた顔をしていた。
突然の僕の奇怪な行動に驚いているのかもしれない。


「近藤…助けて…身体が熱いよぉ」


有ろう事か僕は自ら足を開くとアナルを触った。

とにかくこの奥が疼いて仕方がない。

気が変になりそうなのだ。



近藤は何かに気づくような顔をした途端、眉間に皺を寄せて近寄った。


「莉央、まさかと思うけどアイツ等に…、あれ以上に何かされた?……ちょっとゴメン」


近藤は僕のアナルに指を挿入した。


「あぁ、あぁあっ、あんっ、んはぁッ!!」

近藤の指が奥まで来て、探るように中を掻き回された。

「やっぱり…」

「??」

近藤の声に僕は首をかしげた。

近藤は指を抜き取ると、僕に半分以上も溶けて小さくなった錠剤らしきモノを見せた。


「許せん!莉央にこんなモノまで使うなんて…あいつらマジでぶっ殺す!!」

近藤は再びキレた顔をして、奴らの所へ行こうとした。


僕はすかさず近藤の腕を掴んだ。


「莉央!?」

「行かないで!…近藤」

「…行かせてくれ」

「いやっ!いかないで!」


「……りお、俺を此処から立ち去らせてくれ…じゃないと俺、お前を…」


「僕を…?」

近藤は僕に向き直ると、僕の顔を真正面から見た。


「今の莉央とこれ以上いると俺、我慢出来そうにない。…あいつ等より酷い事するかもしれない。…だから行かせろ」

「嫌!行かないで!」

「…ッ、くそッ!どうなっても知らないからな!!いいか?莉央が俺を引き止めたんだからな?薬で変になってたからって後で文句言っても俺は謝らないぞ?」

近藤の言葉に僕は無言で頷いた。
そして近藤に抱きついた。

今日の僕はどうかしている。

でも…

「こんどう…そばにいて?近藤になら…変な事されても…いい」

今日の僕は変なんだ。
だから、近藤に変な事されてもいい…。

僕は上目遣いで近藤を見上げた。

すると近藤は少し困った顔をしたけど…


「〜ったく!!お前、マジ可愛すぎなんだよ!!」

近藤は言うなり僕に噛み付くようなキスをした。

舌を吸われ、咥内で唾液を掻き混ぜられ、唇を舐める。

何度もお互いの舌を絡めあい、二人の唾液を一つの液体にして飲み込む。


−ちゅっ、チュッ!!


「んはぁ…こんどぉ…」

「そんな顔して俺の名を呼ぶな…、これ以上俺を興奮させるな馬鹿。メチャクチャにしたくなる。…気が狂いそうだ」

近藤は僕の左胸に吸い付くと、片手で右胸を弄り、あいた手で僕の陰茎を扱いた。


「ひゃぁあっ、こんどぉ、あっ、はぁあっ!!」


−クチュクチュ…


近藤が陰茎を上下に擦るたび、カウパー液が流れ出し卑猥な音を立てた。



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あきゅろす。
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