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4本の中指が四方に向かって穴を広げるのだ…。

そして男達は広げたソコを覗き込んだ。



「莉央様のアナルの中、すごい蠢いてる」

「すげぇ〜エロい」


「いやあぁぁッ!見るなッ!!見ないでッ、お願いッ!!」

僕は気を失いそうになる程の羞恥に目を硬く閉じた。


何と言う屈辱。


お兄様にだって中を見られていないのに!!


……いや、でも兄の事だから僕が気を失ってる隙にもっと凄い事をしていそうだ…。

確実に穴を広げて中を観察くらいの事はしていそうだ…。


僕は過去を含め、現在進行形で絶望した。


僕の中を見た男達はさらに興奮した様で指でグチャグチャに掻き回した。


「あっ、あぁっ、ゃあッ、ヤメッ、いやぁッ、ひゃん」


「莉央様の喘ぎ声、下半身に響く…超可愛い」

「声も顔も全てが最高。莉央様のアナル凄くエロいよ?指に絡み付いてくる」


−くちゅ、グチュッ、ぬちゅぅ…


「いやぁあああぁあ〜ッ!!」

「嫌?こんなにチンコ汁垂らしているのに、素直じゃないよな。そうだ、莉央様にいいものプレゼントしてあげる」

男はポケットから錠剤みたいな物を取り出すと、穴の最奥に押し込んだ。

「やっ、何ッ!?」


「お前、それはヤバクくない?」

「大丈夫だって!効果が現れるまでに時間差があるから、挿入する頃には莉央様も善がり狂うだろうさ」


僕が…善がり、狂う?

何をしたの?

怖い…


男達は指での愛撫を続けた。

「あぁ、あ、あっぅ」

全身が熱い。

熱が噴出してしまいそう…、こんな奴らに良い様に弄られて、アナルだけでイってしまいそう…。

それだけは絶対に嫌だ。

誇り高い僕が、こんな陵辱に屈してなるものか!

絶えてやる!!

イかされてなるものかッ!!

僕は必死で耐えていた…。


しかし性格が底辺まで悪い男達は僕が耐えている姿を見て、さらに指の動きを早めたり、角度を変えてはアナルを苛め抜く。


−クチュクチュクチュッ!!!


「あっ、あ、ああ、はぁあッ!!だめぇッ!!いやあああーーッ!!やめてッ!!」

もう、駄目かもしれない。
我慢出来ない…


諦めようと、心が緩みかけた時…


ーガラッ!

「莉央ッ!!!」

「「「!!?」」」

第二理科室に飛び込んできた男を見て、僕を含んだ3人は息を呑んだ。


何で…

何で、近藤が…?


近藤は僕達を見て、この世の終わりのような顔をした。


「り…りお…?」



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