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屈辱
無礼者ッ!!
僕の体を見るなんて言語道断だッ!!
「止めろッ!今すぐ僕を解放するんだ」
下に敷かれながらも、上から目線で命令をした。
…が、全く相手にされない。
「莉央さま、怒ってるの?りお様にはそんな言葉使い似合わないですよ?」
「怒った莉央様も可愛い〜」
全てボタンを外し終えた男子生徒が服を掴み左右に開いた。
「うひょぉ〜すげぇ!さすが莉央様、綺麗なピンク乳首」
「見るなあッ!!…僕を離せ!」
上半身だけだが、こんな奴らに裸を見られてしまった。
屈辱感でいっぱいな僕は精一杯暴れて、拘束を解こうと思い体を捻ったが…男子生徒が何かポイントを押す様に僕の鎖骨や、胸元、腹などを指で触った。
「肌も白くて綺麗だが…これは…」
「莉央様、これって…キスマーク?」
「……えっ?」
男子生徒二人の言葉に僕は固まった。
男達も僕の体にあるアザを見て戸惑っている様だった。
キスマーク?
僕はクエスチョンマークを浮かべたが、瞬時に兄と禁忌を犯してしまった事を思い出した。
抱かれているときは何が何だか分らなくて、キスマークを付けられている事も気づかない程だった。
「え?莉央様って、そうなの?」
…そうなの?とは、何がだ?
僕はキョトン…と、した顔で男達を見上げた。
すると驚きの表情をしていた男らはお互いに目を合わせた後、ニヤリと笑い僕を見た。
「なぁ〜んだ。莉央様もヤる事やってんだ♪」
「ヴァージンの女神様を犯すのは少し後ろめたいと思っていたけど、男の味を知ってるなら俺らとも楽しいことシよう。たくさん気持ちよくしてあげる」
そう言った男子生徒二人は同時に僕の胸に舌を這わせた。
腕を押さえている男が僕の右胸を、僕に乗っている男が左胸を唇と舌を使って愛撫した。
右胸は舌先でコロコロと乳首を転がされては、レロレロと高速で舐められ、左胸はチュゥチュウと、はしたない音をたてられて吸引された。
「はっ…ん、ゃめてッ、いやだッ!いやぁぁあッ!!」
「そんなに嫌がらないで下さいよぉ〜、俺ら莉央様に気持ちよくなってもらう為に愛撫してるんですから。…でも、嫌がる莉央様もイイ!レイプって感じがしてマジ興奮する。美しい莉央様に陵辱だぁ〜♪」
「莉央さまの乳首、小さくて可愛い。とっても美味しいですよ。それに莉央様…なんだかいい香り…全身舐めまわしたくなる…」
そう言った二人は再度、僕の体に舌を這わせた。
このゲスどもめッ!!
豚が気安く僕に触れるなッ!!
これ以上、高貴な僕を汚すな!汚い唾液を僕に付けるんじゃない、気持ち悪い!!
「止めろ!!この下民ども!離せっ!お前達のようなゲスが、高貴なる僕にこんな事して後でどうなるか分っているのか!?」
僕の言葉に二人の愛撫がピタリと止んだ。
そして僕の顔を見る。
「莉央様、何だかいつもと違って言葉使い悪くないですか?それに莉央様に手を出したら俺達どうなるのかなぁ??」
「レイプしたら、後でお兄様に言いつける?助けてお兄ちゃまぁ〜〜って?…ギャハハハ!!」
二人の男は声に出して大笑いをした。
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