psychotic 相談 真里子ちゃんと同じクラス、別れた後は凄く居心地が悪いと思ったけど、あれから三日間ずっと真里子ちゃんは学校を休んでる。 気持ちは解らないでもない…‥、俺も仮病を使おうとしたが母さんにバレて計画断念。 今はまだお互い、ぎこちなくても時の流れが風化してくれる……と、信じたい。 「どうしたの雅人?元気無いね!」 下校時、暗いオーラを纏う俺とは対照的な龍一。 「ちょっとね…」 「水臭いなぁ。相談や愚痴なら聞いてやるから俺の家来いよ」 俺とは違い龍一は一人暮らし、確かにゆっくり話すにはベストポジション。 俺達は龍一の家に向かった。 その時の俺は、この後起こる事の欠片さえも想像してなかった。 . . . . . . . 勝手知る他人の家。 俺はいつもの様に無遠慮に龍一のベッドに腰を降ろし、龍一は隣りに座る 「ふられたよ」 単刀直入に話をきりだした。 「良かったじゃん」 龍一は嬉しそうな顔。 「え?」 「あの女と雅人が別れて良かったって言ってるの」 「は?」 龍一は何を言ってるのか俺は理解出来ない、反応間違ってるだろ。 「あの女、雅人と付き合っておいて、俺と一回セックスしただけで骨抜き」 「…はいッ!?」 頭が真っ白だ。 [*前へ][次へ#] [戻る] |