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「ッ!!!!」


そこに映っていた画像は2日前に撮られたばかりの・・・・龍一の精液を顔面に浴び苦悶の表情をする俺。

俺は何も言えなかった。







龍一の家につき玄関に入ると龍一は鍵を後ろ手でしめた。
そんな事をしなくても俺は逃げないよ・・・いや、逃げられないの間違いか。


「龍一の家に泊まるって母さんに電話しなきゃ。連絡しないと心配するだろうし迷惑かかる」

俺が携帯を取り出すと龍一は靴を脱ぎながら

「あぁ、おばさん?やっぱり本当の母親じゃないと気ぃ使う?」

俺はムッとした。

「母さんは母さんだ!産みの親じゃなくてもだ!それに俺は今の母さんしか知らない!」

産みの親は俺がまだ0歳の時に別の男と出て行ったそうだ。
今の母さんとは俺が2歳のときに再婚した義理の母だが、俺はこの人が本当の母だと思って育ってきたし事実を知っても彼女が俺の母さんに変わりはない。

「ごめん雅人」

「・・・・」

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「うん、それじゃあ今日は龍一の家に泊まるから・・うん、じゃあね」

俺は電話を切った。

「お母さん?」

ベッドに座りながらコーヒーを飲んでいた龍一に問われた。

「・・・あぁ」

側に立っていた俺だったが龍一に手を引かれるまま俺もベッドに腰掛ける。


「そっか・・・同じ家に血の繋がらない女性と一緒に住んでいるんだよね?」

「何が言いたい?何度も言うがあの人は俺の母さんだ」

横目で龍一を睨んでしまう・・・まさかコイツ母さんに嫉妬してる訳じゃないよな?


「わかってる、俺もオバサン好きだよ?だからオバサンが雅人の本当の母親じゃなくて良かったかもしれないと思っているんだ」

「?」

「だってもし雅人の本当の母親だったら俺あの人の事犯しているかもしれないから」

「どういう意味・・・」

龍一は世間話をするかのように淡々と話し始める。

「だって・・・雅人が産まれて来た穴だろ?雅人が入っていた穴だと思うと凄い興奮する・・愛する雅人が入っていた所に俺も入りたいと思うのは当然の事だろう?」



ゾッ・・・とするとはこの事を言うのか、背筋が凍る。

俺は今の母さんが義母で良かったとこの時以上に思った事は無いだろう。





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あきゅろす。
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