●ラキの物語●
1
「今日も熱いね」
「そうですね、外は良いお天気です!」
画用紙に絵の具で大胆にお絵かきをしながら僕は、パパの言葉にお返事をしました。
パパはそんな僕を横から静かに見ていましたが、急に何かを思いついたかのように瞳を輝かせて僕を見ました。
「ラキ、お出かけしよう!!!」
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と、いう訳で隣町までお出かけする事になったのですが…。
僕の格好は正しく言えば全裸なのですが、遠くから見たらお洋服を着ている様に見えるかもしれません。
どういう事かと言うと…。
裸の僕の体に洋服の絵を絵の具で描いているのです。
今朝、僕がお絵かきしていた絵筆を取ったパパは僕を全裸にして、あろう事か僕の体に色を塗り…
「今日は暑いから最強のクールビズでお出かけしよう」
との事でした。
濡れた筆が僕のお胸やおチンチンを撫でるたびに、もどかしい快感に僕は震えていたのですが結局パパは家では僕に何もしてくれませんでした。
今現在、身体に服を着ているかのような絵を塗られているだけの全裸の僕は、パパと二人で人通りの少ない細道を歩いていますが、前方の角を右折すると人通りの多い表通りになっております。
上半身は白い絵の具でタンクトップを着ているかのように描かれており、下半身は水色で短パンを穿いている様に描かれておりますが…、明らかに不自然な服なので明るく人も多い表通りに出ると僕が全裸だって事がバレてしまうかもしれません。
「パパぁ、恥ずかしいよ」
僕の言葉にパパは微笑むだけで、僕の手を引いて歩くパパは足を止めてくれませんでした。
でも、足を進めるにつれて僕のおチンチンは起ち上がってしまい、さらにはおチンチンだけじゃなくて乳首もピンッ!と先端を尖らせてしまいました。
おチンチンをピョコン!と起たせた僕はついにパパと表通りを歩くことになってしまいました。
予想していた通り、人通りは多いものの皆様は普通に通り過ぎて行き、意外にも僕が全裸でボディーペイントをしているだけで有ることに気付いていないようにも思えました。
僕が心配していただけで、ペイントのお洋服はわりと気付かれないモノなのでしょうか?
少し安心した矢先、正面から歩いてきた男性が一度通り過ぎた後、再び戻ってきて僕の正面で立ち止まりました。
「あれぇ?僕ちゃん…ずいぶんと可愛らしい格好をしているね」
男性はニヤニヤしながら僕に話しかけた後にパパを見ました。
「こんな可愛らしい子を連れてドチラに行かれるのですか?」
「ちょっとしたお散歩です」
「そうですか、いい天気ですもんね。それにしてもお連れの可愛い子ちゃんは随分と涼しげな格好ですね」
「熱いのでクールビズです」
「素晴らしいアイディアですね!本当に涼しげで、とても可愛くて…いやらしい」
「有難う御座います」
パパは普通に男性と会話をしていました。
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