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☆★STAR★☆
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「慶斗ちゃんズルイッ!!」


「・・・・」

杉田君が慶斗に文句を言い、キングは不機嫌そうに無言で慶斗を見ていた。


よく解らないけど三人がもめている隙に俺はこの場から逃げてしまおうと思った。



背後にあるドアノブに手をかけた瞬間・・・


-ダンッ!!



ドアを叩かれてビックリした!

恐る恐る三人を見上げると・・・


「逃げるなよ歩夢」
キングの赤い瞳が俺を捉える。


「何を隠してるんだ?親友の俺にも教えられない?」
慶斗が真顔で俺を見下ろす

「歩夢ちゃん、さっきから挙動不審すぎぃ〜。隠されると余計見たくなるっつーの!」
杉田君が不適な笑みを浮かべている。



さっきまで三人ともお話に夢中だったじゃないかッ!!そのまま喋っておけば良かったものを・・・。


再び三人の視線が俺に集中する。

一瞬だけ三人は顔を合わせると意味深に頷く。


「ごめんね歩夢ちゃん!やっぱりズボンの下が気になる!」


杉田君は言うなり俺の背後に回り込むと羽交い絞めにした。


「ごめん歩夢、本当はこんな事したく無いけど…俺にまで隠し事をする歩夢も悪いんだぞ?何でわざわざ隠す?」


慶斗は俺の足元にしゃがみ込むとズボンに手をかけて、キングは正面から仁王立ちで俺の事を見ていた。


って、まさか…ズボンを脱がす気じゃあ・・・


「ぬぅおおおッ!!止めろ馬鹿ッ慶斗ーッ!止めるんだ!杉田君も離してよ!キングも観察してないで御願いだから助けてよぉーッ!!」


俺が叫ぶとキングは表情を変えず

「別にノーパンって訳じゃないだろ?変な意味は無い、ただズボンの下を確認するだけだ。歩夢がいったい何を隠してるのか興味が有るだけで確認したら助けてやる」


そう言うと、続けて慶斗が

「歩夢が変に隠すから興味がわいただけで宮本君の言う様に確認したら、ちゃんとズボン上げてやるよ。他人がいる前で歩夢に変な事はしないから安心しろ。歩夢のエロい姿を他の野郎に見せたくねーし」


変な事って何だよッ!?

俺のエロい姿ぁッ!!?何言ってんだよ、マジ意味わかんねーよ!


俺が脳内で叫んでいると


-ガバッ!!とズボンを床まで勢い良く下ろされた。


「ッ!?みっ、みるなぁーー〜〜ッ!!」

俺は恥ずかしさに声を震わせた。

三人は俺の下半身を凝視して絶句・・・。

み、見られた・・・故意では無いとは言え、こんな恥ずかしい下着を穿いている姿を・・・


見られたッ!!


少しの沈黙の後、キングは口元を押さえて少し前屈みなり、慶斗は自分の股間を押さえた。


そして何故か俺のお尻あたりに、布越しに硬いモノが当たっている気がする・・・。


キングが俺に近寄り間近で俺の股間を見た。


「歩夢・・・何故お前がこんな・・卑猥な下着を着けている?こういうのが趣味なのか?」

「趣味ッ!?ち、違うッ!!断じて違いますッ!御願いだから勘違いしないでくれぇッ、俺はこんな女々しい変態的なパンツを穿く趣味なんて少しも御座いませんッ!!!」


俺が叫ぶと杉田君が耳元で

「じゃあ〜何でこんなエッチなパンツ穿いてるのぉ〜?やらしぃ〜んだぁ〜♪」


意地悪そうに鼻歌混じりに言うと背後から手を伸ばしてパンツを上にグイッと引っ張った。


「ひぃっ!」


ただでさえ薄い布でピチピチなソレは引っ張られた事により俺の性器の形をハッキリとさせた。

杉田君、何でこんな意地悪をするの!?死ぬほど恥ずかしい!



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あきゅろす。
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