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☆★STAR★☆
慶斗★勉強会終

歩夢のプニプニと感触の良い唇と小さな手の平で陰茎を刺激し、視界からも可愛い歩夢のとんでもない姿に激しく欲情する。

「歩夢…きだ。…好きだ、好き、歩夢……あゆむッ!!!」


-ドピュッ!!


俺は歩夢の顔に己の醜い欲望を吐き捨てた。

口元に押し当ててシていた為、射精の際に勢い余って歩夢の口にも入ってしまった。

だが、次の瞬間…歩夢の喉元が少しだけ上下に動いた。


「まじ…?やべぇー…飲んだ?」

熱を放出した俺は徐々に冷静な思考になり、自分勝手に愛する歩夢を汚した罪の意識に気持ちを静めたが、それ以上に可愛いその顔に俺の精液をつけて、さらに歩夢に己の欲望を飲ませた事に若干の支配欲と快感が満たされた。

歩夢のズボンを上げて、シャツも元の位置まで戻すと俺はティッシュを取り、歩夢の顔を拭いた。

だいたい拭き終わりティッシュをゴミ箱へ捨てた時だった…


「……けぇと…」

「ッ!!?」

背後から名を呼ばれた俺は一瞬心臓が止まった。


恐る恐る振り向いた俺は、訝しげに歩夢に近寄る。


「あ…あゆむ」だが、歩夢は目を閉じて睡眠の呼吸をしている。


「脅かすなよ…」


どうやら寝言だったようだ。

俺はベットの枕元に腰掛け歩夢の髪を優しく撫でた。



「歩夢、愛してる」



今は寝ているお前にしか打ち明けられない気持ち。


もう少し歩夢が成長して今よりも俺達の関係が進んだら、正面きって歩夢に愛を告げたい。


形の良い頭を撫でながらスヤスヤと寝息を立てる歩夢を見ていると凄く癒された。


オデコの前髪を指先で掻き上げると、歩夢の額に軽くキスの雨を降らせた。

愛しい

胸の奥から愛しいという気持ちが溢れ出す。

上から歩夢の顔を見下ろして、ずっと眺めていた。

すると、眉間に皺を寄せた歩夢が口をムニャムニャと動かし始める。


「…ん〜、おれ…、苦いの嫌、イクラとサーモン……わさびぃ」

「ハハハ!寿司の夢?…誰と寿司屋に行ってんの?」

その夢の中に俺もいると良いな。


-プッ!

「あ、今…寝っ屁したなコイツ」

起きたらネタにしてやろう。
真っ赤な顔をして怒るかな?
俺はニコニコと微笑みながら歩夢を見ていると、次に歩夢はシャツの中に手を入れて腹をポリポリと掻き出した。

「あ、こら!掻き傷がつくから止めろ」

肌に傷が付かない様に俺は歩夢の手を無理矢理引き抜くと、机から痒み止めを取り出し痒いと思われる場所に塗った。


「って、何やってんだ俺…どこぞの過保護母ちゃんかよ!」


寝てても目が離せない歩夢に笑ってしまった。

掛け布団をかけてやると俺も歩夢と同じベットに横たわり、愛する人を抱きしめた。

腕の中に抱き込み歩夢の髪に鼻を埋めながら俺も目を閉じた。


良い香り


安心して眠る歩夢を見てると俺も心地が良く本当に幸せな気持ちになり、さらに身体を引き寄せ密着させた。

ゆっくりとした歩夢の心拍数が伝わってくる。


-トクン…トクン…


あぁ、すげぇ落ち着く…


マジで愛しくて、本当に大切にしていきたい存在だと、俺は夢の淵へ落ちながらも思った。

多分、今日の夢にも歩夢が出てくるだろう。



おやすみ、歩夢。



愛してる





END

*********************

歩夢と慶斗の親友コンビ??の何気ない日常編でした♪

歩夢が泊まりに来る度にムラムラした慶斗は毎回コッソリとセクハラしてると思います。

でも、寝てる歩夢君は全く気付かないとか、そんなオチ?

今思うと、この時はまだ平穏な日々でした。

2年生になり学校へ押し寄せる程、加藤のムー君LOVEアピールも激しくなり、キング達の様に手強い邪魔者が増えた慶斗は、この時とは比にならぬ程、心穏やかでは無いです。

もうね、焦りやら嫉妬やら不安やら独占欲などが暴走したように渦巻いて内心グチャドロの真っ黒クロスケイトだと思いますよ〜。

がんばッ!←

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あきゅろす。
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