☆★STAR★☆
王様の特権3
ベルトを外され、ゆっくりとズボンのみを膝元までズリ下ろされた。
パンツ越しに俺のペニスが隆起しているのがハッキリと分る。
「歩夢先輩、こんな所にシミが出来てますよ?」
意地悪く笑う浜田君は人差し指で俺の股間を指差すと、そのまま亀頭の先端部分を指先で突っついた。
「ぁンッ、さわらないで…」
俺の意思に反して、鼻に掛かった甘い声が出た。
超はずかしい…
「触らないなんてムリです。エロくて可愛いすぎる歩夢先輩が悪いんですよ?」
浜田君はそう言うなり、パンツ越しではあったが俺の尿道付近を爪先でカリカリと引っ掻いた。
敏感な先端部分を掻かれると、浜田君の指の動きに比例して腰がビクビクと脈打ってしまう。
「ぁ、だめ、だめ…ゃめて」
「歩夢先輩のその顔…すげぇ、そそります。もっと気持ち良くしてあげますからね」
全く会話のキャッチボールが出来ていない。
浜田君は俺の股間に掌を宛がうと、押し付けて指で挟む様に竿を浮き彫りにした後に、俺の肉棒をボクサーパンツの上から擦ってきた。
「あゆむ先輩のココ、一生懸命勃起して可愛い…、生で触っちゃおう〜」
「だっ、だめぇ…ッ!!」
皆がいる前で下半身を強制露出させられるのは恥ずかしすぎるッ!!
だが、俺がどんなに嫌だ!ダメだ!と言った所で、この願いが通じる事が無いのも今までの経験上、なんとなく想像がついてしまうだけに絶望的な気持ちになる。
ついにパンツを下ろされる…と、思いきや…???
浜田君は太ももを撫でると足の付け根の方からボクサーパンツに手を忍び込ませた。
「!!?」
パンツの中で浜田君の手がモゾモゾと蠢く。
足部分から侵入した彼の指先が、軽く俺の玉袋を撫でるとパンツの中で俺の陰茎を直に掴んだ。
「やっ!」
「パンツを履いたまま他人に弄られるのってどんな気分ですか?…本当は、さっさと邪魔な布は剥ぎ取って歩夢先輩の可愛いココを凝視しながら滅茶苦茶に扱きあげたいのですが・・・」
浜田君は俺のアソコを触りながら一瞬だけ辺りを見回して、今度は俺の顔を見た。
「歩夢先輩の卑猥で可愛い部分と姿を他の男に見られるのって…やっぱり嫌なのかもしれません」
眉尻を下げて微笑む浜田君がそう言うと、周りで舌打ちが聞こえた。
浜田君が与える快感に耐えるのに一生懸命になっている俺は誰の舌打ちかは分らなかった。
だが浜田君は気にする事無く俺の陰茎を触り続けながら、彼は綺麗に整った顔を俺の地味顔に近づけてきた。
キスをされる気がして、条件反射で顔を背けたら耳の中に舌を挿入された。
ーぴちゃっ、ごちゅっ、ぬちゅっ!!
「ひゃッ!?…いやっ」
浜田君の舌が俺の耳穴を犯す度に、濡れた音が脳に直接響き、聴力を奪われたかのように卑猥な粘着音だけが支配する。
耳たぶを甘く噛まれて、凹凸に舌先を這わせて、何度も俺の耳穴に舌を出し入れしてきた。
浜田君の舌が蠢く度に、ゾクゾクする感覚に俺は身体を震わせた。
そして浜田君は舌を抜き取ると俺の耳に唇が少し触れるほど近くで囁いた。
「俺だけの歩夢先輩にしたいです…。今日だけじゃなくて、ずっと……あゆむ先輩を独占したい。」
この声は俺にしか聞こえない程、小さな囁きだった。
だけど、吐息が耳を刺激するほど、あまりにも近くで囁かれたので、俺には十分すぎるほどの音量で聞こえた。
浜田君は、俺の耳の側面にキスをした後に再び…
「たまらなく可愛いです。……歩夢せんぱい、愛してます」
「え…?」
こんな所で、しかもこんな状況で何て事を言うんだよ。
囁かれた言葉に目を丸くした俺だったが、浜田君は俺の顔を上から見下ろすと微笑んで、陰茎を触っていない方の手で俺の前髪を掻き分けて額にキスをした。
俺が唖然としていると、浜田君は陰茎を擦る手の動きを早くした。
「ッ!?…ん、はっ、あ、ぁ」
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