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☆★STAR★☆
王様の特権2

すごく意地悪な顔をして微笑みながら俺の顔を見上げた浜田君に若干の恐怖心を抱いた。
こんな俺に対しても敬語を使ってくれるし、普段は可愛いとさえ思える後輩の浜田君だが、今は完璧に“男”の目をしているからだと思う。


浜田君は舌先を硬くして乳輪を舐めまわした後、ピンッと起ち上がった乳頭を押しつぶして、乳首全体を咥内に含んだら吸引と舌技の両方で言葉通り俺の胸を虐めてきた。


−ジュッ、チュパっ、ちゅづゅっッ!

「あぁあッ!だめぇっ、ゃああッ、あっ、あぁ…」

愛撫をされている胸から甘く切ない感じの電流が全身に伝わり、背骨と心臓と脳がムズ痒くて溶けそうな快感に上体を仰け反らせて恥ずかしい叫び声を上げてしまった。

第三者が見ても、胸を愛撫されて感じまくってる事がバレてしまう反応をとってしまったのだ…。


すっごく恥ずかしい。


とても恥ずかしいけど、手が拘束されているから自分の口を塞ぐ事も出来ないので、女々しい声が漏れてしまい狭いカラオケルームに響き渡った。


自分の発する声を聞いて、精神的にも羞恥心が高まるのだが、胸の愛撫を止めない浜田君の乳首責めにより湧き上がってくる渦のような快感の逃げ場が分らずに首を左右に振ってイヤイヤすると、視界に慶斗、加藤…そして杉田君が目に映った。


浜田君に胸を愛撫されただけで身体をビクつかせて感じる恥ずかしい俺の姿を、3人は真っ直ぐに見ていた。


「ゃ…やだぁ…み、見ないでぇ…」


こんな恥ずかしい俺の姿を、そんなにジックリと見ないで欲しい。

出来る事なら耳も塞いでくれ。


だが、俺の悲願の声や願いなど通る事無く、3人の視線は俺から離れない。


慶斗は泣きそうな程苦しそうな表情をして俺の事を見ており、眉間には深い皺を作っていた。

親友の慶斗が辛そうな顔をしている事に、俺も苦しくなった。

だが、偶然視界に入ったのだが……慶斗の股間が・・・モッコリしてるような気がするのは、俺の気のせいでしょうか?


気のせいだと思いたい。


そして、加藤も同じく苦痛な顔をしていたが、歯を食い縛って、まるで怒りを必死で堪えている様で、握り締めた拳の甲の血管が少し浮き上がっていた。

しかし、何となく鼻息が荒く、たぶん見間違えでは無いと思えるくらいにズボンの股間部分が張り詰めている。

俺の股間なんかよりも加藤の股間の方が苦しそうなんですが・・・。

浜田君よ、俺じゃなくて直属の先輩である加藤の下半身を慰めてやってくれ。


壁側にいた杉田君は、舐めるような視線で俺の顔や体を眺めて、ズボンの上から自分の股間を触っていた。

杉田君の股間も加藤に負けない位にモッコリしていた。

ズボンの上からとはいえ、俺を見ながら股間をまさぐるのは止めて頂きたい。

まさかと思うが・・・、こんなにも悲惨な状況に陥ってる俺の姿を見て、オナニーなんてしないよね?


…それぞれ皆、苦しそうな表情をしていたが、浜田君を含め、今ここにいるメンバー全員の目はギラギラとして俺を見ていた。

肉食獣に囲まれた小動物になった気分だ。


俺がみんなの視線を気にしていると・・・



「歩夢先輩、よそ見しないで下さい。…俺を、俺だけを見てください」


少し怒りを含んだ浜田君の低音ボイスが響くと、唇が胸に吸着するなり前歯で乳頭を噛まれながら乳輪ごと強く吸引をされ、もう一つの胸は器用な指で強く摘まれ引っ張り上げられながら擦られた。


「ひぃあッ!?あンっ、ああぁーッ!だめえェっッ!!!」


火花が弾けるみたいにバチバチと激しい快感に俺は苦悶の表情を浮かべた。

涙ぐむ瞳で下を見ると、小さく薄い色だった俺の胸先は、浜田君の執拗な乳首責めにより、赤く熟れて硬く尖がり、唾液で濡れて光るソコは凄く卑猥な姿になっていた。


男なのに胸が性感帯へと変化したかの様な、俺のこんな恥ずかしすぎる姿も全て凝視されている。


みんなの視線が肌に刺さるようで、恥ずかしさが倍増した。


「ごめんなさい、歩夢先輩が可愛すぎるから・・・ついつい乳首を開発したくなってしまいました」

舌なめずりをして俺を見て微笑む浜田君は、次に俺のベルトに手をかけた。


「歩夢先輩のお胸が凄く可愛くて本当はもっと弄りたかったけど、そろそろココも触って欲しい頃合でしょう?」


「やぁ、だめぇ…やめて!ぃや…」

「歩夢先輩の可愛い部分を俺に全部見せて下さい」


カチャカチャと音を立ててベルトが外されていく。


「ココもいっぱい触って舐めて可愛がってあげます」




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