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☆★STAR★☆
ネクタイ


淫乱・・・


その言葉は俺にとってかなりショックだった。

確かに嫌だと言いながらも体では感じてしまい何だかんだで果ててしまったのだから、淫乱だと言われても仕方が無いのかもしれないが・・・


「男の俺にエッチな事をする慎太郎さんは…変態です!」


妙に攻撃的になった俺は反撃のつもりなのか、俺の事を淫乱と言った慎太郎さんの事を変態と罵った。

慎太郎さんは肩眉をピクッ!と動かしたが、無言で俺を見下ろしていた。

俺も無言で慎太郎さんを睨みように見上げていた。

暫く沈黙が続いた時、慎太郎さんは深い溜息を吐きながら視線を俺から離して、目頭を指で押さえるようにして目元を擦った。


一瞬の隙が出来たと思った俺はソファーから急いで降りるとこの場から逃げ出すために扉へ向かって走った…


だが、しかし。


「甘いッ!」

慎太郎さんの一声と同時に手首を掴まれ又してもソファーに投げ倒された。


ボフッ!と音を立てて仰向けに横たわる俺の体に跨った慎太郎さんは不適な笑みを浮かべて俺を見下ろす。


「実に甘いですよ。私から逃げられると思ったのですか?…それに、そんな裸同然の姿で外で出るおつもりですか?もっと冷静になりなさい」


「……」
確かに、この姿で校内を歩き回るのは色んな意味で危険だ。

有る意味、脱出劇に失敗して良かったのかもしれないが…、どちらにせよ俺にはバッドエンドしか待ち受けていない気がする。


「残念ですが、まだ特別指導は終わっていません。」


慎太郎さんは体を少しだけ移動すると俺の股の間に
陣取り、足首を握ると股を開かせた。


「いやッ!やめて下さいッ!!!」


慎太郎さんの腕の力が強くて、足を閉じることも出来ずに俺の恥ずかしい部分が慎太郎さんの目前で露にされた。

性器どころか奥の排泄器官であるはずの窄まりまでハッキリと見える程に足を開かれており、見られたく無い部分に痛いほどの視線を感じてしまう。


「みっ、見ないで下さいッ!!」

すかさず手で恥部を隠そうとしたが、それに気付いた慎太郎さんは一度全ての拘束を解くと、素早く自分のネクタイを取った。

そして乱暴に俺の手首を掴むと一気に一纏めに縛り、さらに両足を掴むと、両手が縛られているネクタイの余りで足首までもを拘束した。

何でこんなに手際が良いのか…。
無駄の無い俊敏な動きで両腕と両足を一緒に縛られた俺は一切の自由を奪われたどころか、足を開いた状態で拘束されている為、恥ずかしい部分を全てさらけ出す屈辱的な格好のまま縛られているのだ。

慎太郎さんの位置からだと恥ずかし部分が文字通り丸見えで、俺はあまりの恥ずかしさに腰をくねらせて抵抗してみた。


「見るなッ!!」

「その腰の動かし方、卑猥ですよ。誘っている様にしか見えませんが、もしかして抵抗しているつもりですか?」

「誘ってないッ!…ネクタイを解いてくださいッ!!」

「解いたら、その細い手足で私の邪魔をするでしょう?」

「だからって、こんなッ!!こんな屈辱的な体勢、嫌ですッ!」

「嫌で結構。…私からは良い眺めですよ。歩夢君の恥ずかしいアナルが丸見えです。部屋も明るいので窄まりや皺までクッキリ見えてますよ?…それに、先程からヒクヒクと蠢いていてとても卑猥です」

「いやだっ!!見ないで…お願い…、恥ずかし過ぎて死にそう…、止めて!!」

俺は恥ずかしさの余り涙ぐみ、今にも泣き出しそうな情ない声色で悲願したが慎太郎さんは得意のスルー。

さらに、自分の指を舐めて濡らすと俺のお尻に指を宛がった。


「嫌ッ!止めて!!お願いッ!」


慎太郎さんはアナルの表面を触って、唾液で濡らしていた。

そして、指先が中心に来た所で動きを止めると、指を一本押し付けてきた。


−ググッ…


「いやぁッ!止めて…おねがいッ、入れちゃダメッ!!」

慎太郎さんは力を弱めず指で穴をゆっくりと押し続けた。


そして…



−ツプッ!


「ああっッ!いやぁああッ!!!」

指とはいえ、体内に異物が侵入した事により俺はショックをうけた。

こんな屈辱的な体勢のまま、俺は男なのに体内に…、お尻の穴に男性の指が埋まっている事実が嫌で仕方が無い。


「抜いて…。慎太郎さん、酷いよ…何でこんな事するの?」

ついに俺は大粒の涙を流して慎太郎さんを見た。

涙が次から次へと溢れてくる。


「そんな顔をして私を見ないで下さい。…言ったでしょう?これは指導で、歩夢君が嫌がる事をわざとしています。…男性を恐怖の対象にして、貴方の危機感の無さを改善するのが目的です。私が歩夢君を見守るのにも限度が有り、歩夢君自身が自己防衛をしてくれないと困るのです」

俺の泣き顔を見た慎太郎さんは小さく溜息をつくと、意外にも小さく埋めた指を抜き取った。




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あきゅろす。
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