☆★STAR★☆
宮本と加藤
だから止めなきゃ大変な事になるとも‥…
俺は叫んだ
「キング、そろそろ時間ですよ!!加藤、喧嘩続けるなら俺お前と友達やめる!」
「「うっ‥」」
ピタッと止まった。
チッと舌打ちをしてキングが煙草に火を付けて、加藤が倒れた二人の元に歩み寄る。
「今日は俺の都合が悪い、命拾いしたな茶髪野郎」
「こっちのセリフだ金髪野郎」
「ア゛ァ?!‥喜べ、今度俺様が直々にお前をボコりに行ってやるよ」
「上等だゴルァ!俺は黒高の加藤充、いつでも来いや。返り討ちにしてやるよ」
キングは煙をはきながら眉間に皺を寄せた
「黒高の加藤みつ‥る、どっかで聞いた名だな………あ!」
どうやら思い出したらしいく、眉間の皺が消えた
「テメーも名乗れや金髪野郎、それとも俺が誰か解ってビビっちゃった〜?」
「言ってろヴォケ!俺は波工業の宮本千秋」
「波工業の…宮本ッ!?ふ〜ん、お前がアノ宮本千秋か‥なるほど俺に一発入れられた訳だ」
二人とも不良界では有名なのか?
俺は加藤と今だに失神してる二人を隅に運び一言“ごめん”と告げて先にキングとゲーセンを出た。
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