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『貴方の写真・そのT』メロン+ヒロイン+α
「ふっふっふ………ご機嫌いかがかな?お嬢さん!」

「あ……アナタは変態!!?……じゃなくてメローネっ」

「おおっと!そんな警戒しないでくれたまえ!
乱暴はしない!
何故ならオレは変態という名のイケメン!
ジェントルマンなのだから!!!
そう変態は誉め言葉だからねっ、どんどん言ってくれたまえ!

さて、今日、この変態のイケメンは…君に頼みがあって参上したんだ!」

「え?私に………………?
(絶対に、また、セクハラだ…!すごく悪い顔してる……)

あ、あの……私、用事あるから……ああ!通れない!」

サササササッ!!!
(←某影分身炸裂!
『ジャッポーネの忍者漫画で覚えた技なんだ』
とメロンは後に語る!)

「なぁに!!一瞬で済むさ!


…さあ!笑顔でスカートをめくれッ!
その可憐な秘密の花園を一目見せてくれ!」

だばぁあああッ(←某ドイ○の軍人並みの悪い顔で、よだれダクダクの表情を浮かべるメロン!)

「………イヤぁあああ〜!
やっぱりーーっ!!」

「ああっ!!?待ってくれ!
何もタダって訳じゃないさ!オレもそこまで非道な漢(おとこ)じゃあない。
ほら!見てくれ、恋する乙女!」

ババァアアーーーーーーーーーーンッ!!

「…………リーダーさん!!?
コレ…、リーダーさんの…………写真ッ!!?」

立ちすくむヒロイン!
目の前に突きつけられたのは、彼女の最愛の人の姿!

「ほう〜いい反応だ………っ。
いいだろう、この寝起き隠し撮り写真。
ベイビーがいい仕事をしてくれたんだ。凄い……男の色気じゃないか?このはねた寝癖もリーダーの天然ぶりがわかるし!眠たげな無防備な顔、抱き締めたくなっちゃうよね!
いやー、ホントいい男(♂)だ!
これ見て、オレも襲いたくなったくらいだぜ!」

まじまじと見つめる彼女。
あまりによく撮れた写真にうっとりと顔を赤らめる。
ベイビィのカメラ技術の高さはメロン直直の教育によるものだ。もちろん盗撮する為の!

「確かに………確かに……っ。すごくカッコいい………素敵、リーダーさん………っ」

彼女の様子をみながらニンマリするメロン。もう少しだと、魚が餌にひっかかるのを待ち伏せるように。
テラテラ輝く胡散臭い笑顔で!

「なぁ、こんな写真二度と撮れないと思うんだ。リーダー、写真に写りたがらないし。………で、どうだい?
君が、たった、一瞬、ほんの一瞬だけパンツ見せてくれただけで!ほんの我慢だけで!
この美青年の寝覚めは君のものだ……………っ」

「…………うっ」

「なぁに!一瞬で終わるさ!!
さぁ!そうじゃなきゃ、この写真はオレのオカズにもらっちまうぜ」

畳み掛ける言葉!
揺らぐ彼女!

「あなた、やっぱり最低ね!!リーダーさんをそんな眼でみないで!
あぁ……でも………写真ほしいっ…………どうしよう」

「(よおし……あと一押しだな。誰が野郎の写真をオカズにするか…オレのオカズは……君だ!
君のパンツの写真嗅いでオレは3ヶ月絶食でも生きていけるぜ!さて、隠し持ってたカメラは…)
…………痛ぁああ針ィいい!オレのぉおお、腕からぁー針ィイイイいーッ!!?



ま さ か…!?」






ゴゴゴゴゴゴ……………。



「…メローネ…。

どうやら貴様の急所には血抜きが必要なようだな……」

ガシッ!!!

「え、あ、な………あの、すみませ……イヤぁああああー!!?」

飛び散る血飛沫!一点だけに集中!!!そこがどこかって、そりゃどこかだ!


(ああっ、写真ずたずたになっちゃった……)


そのドサクサに紛れ、写真はメロンの手から奪い取られ、リゾットの手によってズタズタにされる。

彼女はバラバラの写真を集めようとしたが、リゾットがあえてメロンの血だまりやら、色んな体液まみれの泉にそれを捨ててしまったので、完全にダメになってしまったとの事だ。







(→To Be Continued)

※続きは拍手に載ってます。





2013.10.14(加筆して手直し)


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