隣人はおホモたち3
「うーん…。
いないわねェエー」
ジェラートは閉じていた瞳を開けて、ふぅううーーと某シンデレラの店長並みにだるそうなため息をついた。
先日の夜ソルベがみたという目玉たっぷりお化けはスタンドに違いない、そう考えてた彼は自分のスタンドをひっぱりだしてくるとアパルトメントのありとあらゆる部屋にこっそり移動させて住人の様子を確認していたのだ。
ある時は大胆にも相手がとっさに出すかもしれないと住人の前に天井からスパイダーマンよろしくスタンドを登場させたりしても。
それでもそれっぽいやつはいない。
ということは…。
最後にチェックしていない住人ときたら、
「やっぱりお隣…かしらねぇ」
という事。
「ねぇー、ねぇえええ、スイートハートぉおお、
私のおパンツなくなっちゃった!」
せっかくシリアス顔でキメてたのに、涙目で走り寄ってきた相方の訴えにジェラートはうんざりした顔で振り返る。
「なによぉー、アンタ、パンツくらい買ってあげるわよぉー」
ソルベはしょっちゅう無くしものをしてるのだ。
「おねがいよぉ、一緒に探してぇ。
あれおきにだったのよー、限定色で同じやつないのよぉおお」
しかもこだわりが強い。
先日は靴が気に入ったのがないからと、外出をとりやめた程に。
「もう、しょおおがないわねぇ!じゃあ、ちょっと今おとなりを見たら、一緒に探すから、少しお待ちなさいな」
ジェラートは再び自分のスタンドを呼び出し、隣の部屋にニョキッと潜らせる。
その時だ。
ピンポーン!!
誰かが訪ねてきたのは。
「はぁーーい」
ガチャ。
「あ、あのぅ。
Buon Giorno
お姉さんたち…」
「アラァア!!
あなた、お隣の!」
扉を開けた先には真ん丸ルビーの瞳キラキラのさながらアンティーク・ドールのジュモーやブリューを思わせる可愛らしい少女、アマーロがおずおずとソルベとジェラートを見上げていた。
「「キャー!!可愛いィイ!
なにこの子!生で見るとマジで可愛いわねぇ!
チューしてやるゥウ!!」」
ブチュウゥウ!!
ズキュウゥウン!!
セールスと女子はお断り!!
玄関にそうかかげるように、彼等は女子が絡むと女子は黙ってろ!と怒り出すのだが、KAWAII存在はその嫌悪感をブチ抜くまでに、むしろ尊び可愛がるまでに評価をガラリと変える。
「きゃー!くすぐったいよォオ!」
麗しい美青年の兄貴の家族であるアマーロの可愛さは、ソルベとジェラートのツボを致死的に突いたのだッ!
「よかったァ、お姉さん達のもので。
あたし、さっき洗濯物を取り込んでいたら、ベランダに落ちてたの見つけたの。
きっと風に飛ばされてきたのね」
「あら、お留守番だけでもえらいのに、お手伝いもしてるのォオ。えらいわねぇチューしてあげるッ」
ズキューーン!!
「あのね、おパンツだから受け取るお姉さん達も恥ずかしいだろうし、それに急に行くのも迷惑かなあって思ったんだけど、
大好きな下着がなくなるのって、ほんとに悲しいから、来たの」
「あらまー!!わざわざ、私達の為に来てくれたのォー、ありがとう!!」
ズキューーン!
過剰なスキンシップも兄貴からのよしよし攻撃で大好きになってるアマーロは、二人のオネエのチューによってほっぺがキスマークだらけになっても喜んでいた。
「あたしも前に下着泥棒にとられちゃったことあったの。
ほら、怪盗メロン泥棒っていたでしょ?
あたしね、白黒しましまの小さい可愛いキャラクターのチャームがついてるヤツを取られちゃって、一週間落ち込んでたから…」
ちなみにメロンカップブラが大好物のメロン泥棒は、テキーラ娘のおとりパンティーのトラップにかかった瞬間口から血を吐いて、テキーラ娘のコブラツイストと共に成敗された後日談があったりなかったり。
「あ!
あのぅ、あたしばかり話してごめんなさいっ。
迷惑…でしたか?」
話してるうちに人見知りの激しいアマーロはだんだん涙目になるが、そこもまたチワワがプルプルしてるかのよう。
それがまたたまらんかった。
「いいのよう、いいのよう!!
勇気出して来てくれてありがとうねェ!!」
「ねえ、せっかくお近づきになれたんだから、あなたの事もっと知りたくなっちゃった!
ソルベねぇ、見た目こんなんだけど、女子力高いのよォオ!おやつをご馳走させて!もっとお話ししましょ!!お上がりなさいよ!」
ズキューーン!!
ブチューゥウウウ!!
「ほんと!うれしいなぁっ。
あたし、おに…おじいちゃんが昼間お仕事だから、実はずーっとさびしかったのォ!」
ソルベとジェラート、天使の来訪。
ジェラートはうっかりしていた、はしゃぐあまりに自分のスタンドを出しっぱなしにしていたことを。
ソルベはつい忘れてた、さっき自分が入った時にたまたまトイレの電球が切れかかっていたのを。
…これが後にとんでもないことになるッ!!
「ふうっ、おなかいっぱい。
おいしかったなぁー、ソルベお姉ちゃんのパンケーキ♪」
楽しい楽しい女子…女子?女スィー会のあと。
アマーロはニコニコしながら、リビングをあとにしてトイレを借りに行くところだった。
可愛いレースカバーのついた取手カバーをひねってドアを開けながら、右手の人差し指でポチッとスイッチを押してトイレに入る。
ーパッ
「へ?
やだっ、電気消えちゃった。
お姉ちゃんたちに教えなきゃ」
そんな時。
(鼻をなくしたゾウってなーんだ?)
頭によぎるもの。
それは。
「!?」
怖い話。
昼間、クラスメイトのナランチャが、相変わらず頬にフォークをさしたまま、ニヤニヤしながらしたとある噂話を。
(う、噂だよねっ。
だって、あたし呼んでないもん…!)
ーー『…トイレの吉良さん?
なあに、それ?』
『えェー!オマエしらねぇーのぉ?!
有名だぜェエ!?
あのな、そいつってのが、ちょォオーー気持ち悪いんだッ!』
それはナランチャとアマーロの通ってる小学校でもっぱら噂となってる怖い話である。
(でもでもでも!!
トイレだもんっ、
同じトイレだもん!
吉良さんがいつもの場所に飽きてこっちに来ちゃうかもしれない!
もし出てきたら、
出てきたらあたし…!)
どんどん加速する記憶。
ナランチャが話した内容が一字一句間違いなく思い出したアマーロの恐怖心がだんだん急ピッチで上がってく!
ーー『トイレの扉をよ、三回叩いて
「鼻をなくしたゾウってなーんだ?」
と聞くと、
「嬢ちゃああん、手がキレイだねェエーーー!!」
とか
「すばらしい、モナリザのような手だ。
正直いうと…しちゃいましてね」
ってドアノブ握った手をガッシリ掴んで、犬みてえに手をベロベロ舐めるオッさんが出るんだってよ!
それがトイレの吉良さんらしいぜェエ!
(でも、そんな訳ないよねうわさだもん!
気にしすぎだよねっ、考えすぎだよね!
そう…だよね?
あれ!
うそっ!あかないっ!ドアが開かないよォオ!)
パニックになると人間まともに行動が出来なくなる。
トイレのドアが、ちょい変わってて、ノブの回し方がボタンを押しながらグイッと押さないと開かないのをすっかり忘れてしまうのも。
ガチャガチャガチャガチャ
どんどんドンドン!!
「出してぇー!だれか出してぇーー!!」
「「!?どうしたのォオー!!!」」
「お化けッ!!
お化けェエーーー!!」
そして、アマーロは一番思い出したくなかった下りを思い出してしまうッ。
ーー『それでよ、
そいつに出逢ってしまうと、トイレのノブに
呼んだヤツの
手首だけ残ってんだとよォオーー!」
「ジェラート!!
あいつよ!この前私のみた目玉お化けッ!
あいつがやってきたんだわッ!」
ソルベはガチャガチャドアノブを開けようと奮闘しながらジェラートに呼びかけ、ジェラートもハッと気づく!
それが間違いのもとだと知らずにッ!
「ってことはスタンド攻撃よッ!
待って今、アタシのスタンドをアマーロちゃんの所に!!
『レイディオヘーーーッド!!!』いきなさぁああい!」
彼らは純粋に助けようとした。
だが、それが仇となった。
ードギュン!!
「!!!?」
パニックになるアマーロの目の前にスタンドを出したことに!
アマーロがスタンドが見えることに!
そして恐怖のズンドコにいたアマーロにはそれがお化けにしか見えなかったことに!!
「…ヒッ!いやっ!
キャァアァアァアァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!たすけてぇーーお兄ちゃぁあああああん!!!」
ドッカァアアああああああああああン!!!
「「ギャァああああああああ!!!?」」
その瞬間、玄関が大爆発を起こしてドアが勢いよく吹っ飛んだ!!!
否、引きちぎられたドアがソルベとジェラートの元へぶん投げられたのだッ!
「なっ何!!何が起きたのォオーッ!」
…ゴゴゴゴゴゴゴゴ
なぜか上がる土煙がだんだん晴れて、千切れたドアの先が見えるにつれて、はっきり映ってくるシルエット。
そこにいたのは。
「テメエら…」
青筋立てた推定六十代の老人。
そして老人の背後からのぞくギョロリとした大量の目玉が生えた生き物がいるのも。
その目玉から謎の煙がもくもくと湧いているのも。
もちろん老人化した兄貴ことプロシュートのジジイである!!
仕事帰りの兄貴は、たとえ防音の部屋だろうとも妹の悲鳴はその地獄耳ですぐ察知するッ!
怒りに燃えるプロシュートのジジイの手にはツルハシ!プラスチック爆弾!!現場工事用ハンマーが!
ワムウの現場から帰ってきたところだったのだ!!
「やっぱり!あなただったのっ!
スタンド使いはッッ!
でもお生憎様!あなたの誤算は同じスタンド使いがいるってこと!!アタシたちも同じ土俵に上がってるのよ!!勝負よ勝負しなさいッ!」
「ジェ…ジェラートォオ!!ちょっとォオ!」
「なによ!今忙しいんだからっ、てか!オメーもスタンド出せスタンドをォオ!オメーのマシーンヘッドをよォオ!!」
「馬鹿!あんたっ、分からないの!!
気づいてないのッッ!?
私達のお肌がァアァアァアァアシワシワにぃいいいッなってるんだよォオーーーー!!!」
「!え!
うそっ!!
ぎゃあああああああああ!!!
アタシのお肌パックがァアーー!!」
ジェラート、ソルベのシワシワお肌と白髪に気づき、自身の姿を廊下に置いた姿見でみた途端に大発狂。
美を磨くことに余念のないオネエ二人、その努力の涙ぐましい結晶がたやすく踏み潰された事に耐えられなかった!!
ガッシャああああん!!
二人は大号泣で大回転スピンをしながらベランダの窓をぶち破り脱出をはかるッ!!
「オレの可愛い!
アマーロに!!
何しやがったァアァアァアーーーッッ!!!」
すかさず追いかけるプロシュートのジジイ!!
ジジイなのに足がめちゃくちゃ早くッ、二人はあっという間に路地裏に追い詰められる!
「「いやぁああああ来ないでェエ!お肌の敵ィイイイ!!!」」
シュウウウウウウ!
ますます加速する老化!
ソルベとジェラートのお肌は大旱魃、ツヤツヤ髪が自慢だった頭髪の大荒野化!!
足はもつれて、ひっくり返り、腰も抜かして二人はへし合い抱き合い大号泣!
「美人薄命なんて嫌よォオオオーー!!」
「こんな姿で死にたくないわァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァア!!」
「くらえッ直触りだ!!
骨と皮まで枯れ果てろッ!
『グレイトフ「やめてお兄ちゃん!!」
「「お兄ちゃん?!?
え?
へ?」」
オネエ二人にトドメを刺そうとしたプロシュートのジジイの背後から制止する少女の声。
プロシュートのジジイとソルベとジェラートが振り返ればハアハア顔を真っ赤にして駆けてくるアマーロ。
ジェラートのスタンドがドアを開けてくれたので、トイレから無事に生還したのだ!
「お兄ちゃん!ちがうの!
あたしね、このお姉ちゃん達の洗濯物届けに行ったら、お礼におやつを貰っただけで!
お姉ちゃん達全然悪くないよッ!
トイレの中で怖い話思い出したから叫んじゃったの!あたしのせい!
だから、二人をやっつけないでェエ!
お姉ちゃん達と今度パジャマパーティーするって約束したの!
あたしお留守番さびしかったの!お姉ちゃん達がかまってくれて嬉しかったのォオ!
だから、お姉ちゃん達追い出さないで!」
「何だよ…そうだったのか。
オメエがてっきりまた危ない目にあってるかと思っちまった。
おい、悪かったなお嬢さん達。
オレはこいつの事になると見境がなくなっちまってな」
ドギュンッ!!!
「も、戻った…!」
「戻ったのよォオアタシ達ィイイイ!!」
老化が解除され元の姿に戻るふたりは抱き合ったまま、互いのほっぺをプニプニし合い、その帰ってきた潤いと弾力に安堵してヒーヒー泣き出す。
「お姉ちゃん達ごめんなさい…
あたしのせいで酷い目にあっちゃって、
あたしを…許してくれる?
お友達になってくれる?」
アマーロ涙目で二人に謝る。
涙を浮かべたチワワ再び、迷子の白猫ちゃん再び、大粒おめめのフェネック再び!
ソルベとジェラートの胸はまたKAWAIIにぶち破られる!
「もちろんよォオ!!
もうお友達よぉお、アタシ達ィイイイ!
アタシ達在宅だから、いつでも遊びにおいでぇ!」
「あなたのこと妹だと思っていい?!
あなたみたいな可愛い子みたいな妹が欲しかったのォオー!もうチューしてやりたいくらい可愛いんだから!!」
「ジェラート抜けがけしない!!私も私もォオ!!」
ズキューーン!!
ぶちゅうううううう!!
「きゃー!くすぐったいよぉ!」
「はあ…なんなんだよオメエ等。
変な雑菌つけんじゃねえぞ。
まあ、コイツ等いなくなって、変な野郎が隣人になるよかマシか…」
三人で抱き合っておいおい感激で泣く女子?たちに兄貴は心配して損したとばかりにハァアアとため息をついて。
「そういえば、
アマーロちゃん。
お兄ちゃんって言ってたけど、どういうこと?」
「おじいちゃんじゃあないの?」
「あ、それはねー。
お兄ちゃん!この人たちなら大丈夫だよ!
本当の姿見せてあげて!」
「ああ、まあ、そうか。
これからコイツが世話になりそうだからな…」
ズキュン!!
プロシュートのジジイ、自身の老化を解除!
ソルベとジェラートを羅刹や牙を剥いたケルベロスの表情で追い詰めた老人は、たちまち姿が変わり、見目の麗しい美青年へ。
それはさながらアランドロンの再来。
ギャスパーウリエルの美貌か、
ベネディクトカンバーバッチの迫力か、
命を宿した天使の彫刻か、
神の与えたもうたこの世の美の集大成か!
「!!?」
その正体をみた二人は目を見開き、そして。
ぶしゅうううううーーーー!!
「あのお兄様…!
あの…すてきな…お兄様…ッ!ぐふっゴボッ!!オベェエェエー!!」
「私達…お隣で…っ、よかっ…た…!おべえ!」
バタン!!
鼻血を噴き出してひっくり返った!!
「お姉ちゃん!!どうしたの!
お姉ちゃぁああああああん!!」
「大丈夫だ、いつものことじゃあねえか。
連れて帰るぞ、手伝えアマーロ」
「むにゃ…むにゃ…お兄様ぁあ…」
「あたしたちを好きにしてェエ…むにゃららら」
「…やっぱり追い出すか」
「ダメえ!そんなことしたらお兄ちゃんのこと大嫌いになるからねッ!」
「!?」
こうしてオネエ二人は初めて兄貴の部屋の隣で追い出されなかった住人第1号になったのである。
なおカビ頭は
「これはもう必要ねえか」
とソルベとジェラートに投げつけようとしたプラスチック爆弾を兄貴が用済みとばかりに空き地に放り投げた時、たまたま放置された土管のなかにいたせいで爆発に巻き込まれてレんでしまい、
そしてあの場にいたのはカビ頭だけではなく、
「やれやれ…やっと落ち着いた場所が見つかったかと思ったのに…これじゃあ駄目だな。
わたしは静かに暮らしたいのだ。
さて、今夜はどこで休もうか…?」
この騒ぎをアパルトメントのソルジェラの部屋からのぞいていたデッドマンは、残念そうにため息をつくと、空へフワリと飛んでいき、その場から立ち去ったということだ。
【おまけ】
「…つーわけでよ、あの二人にゃ大分世話になったんだ。随分クセが強いが、アマーロにゃ寂しい思いをさせた負い目がオレにもあるからな。
おかげであの二人はすっかりヤツの姉貴きどりでいやがる。今も三人でショッピング三昧に女子会ばかりだ」
「そうですか…でも良かったですね。
アマーロちゃんも遊んでくれる方ができて。
やっぱり、子育てって一人じゃ難しいです。
何人かで見守ってあげるのがいいんですよ。
あなたも羽が伸ばせますしね。
…で、あの、
あの…あのぅ、プロシュートさん…」
「なんだよ」
「…そろそろ私…明日の餡子の仕込みがあるので…その……
そろそろ…腕、放していただけますか?流石に三時間も膝枕は疲れましたし…」
「……」
ぎゅーーーっ!!
「あいたぁ!ちょっと放してェ!動けないッ!地味に締め付けないのッ!」
桃子、ただ今初対面から文字通り真剣勝負した果てに結婚前提で恋人になった美青年に拘束中。
膝枕からの腰にぎゅーーーっと抱きつかれ、全く身動きが取れずに困り果てていた。
「いいじゃねえか、もう少し付き合えよ。オレァ、今やってらんねえ気分なんだよ…。
さっき、アイツがあのイカスミ野郎とデートだから新しいドレスを買うんだって、例のアイツら二人とキャーキャーはしゃいで、オレが止めるのを振り切って出ていきやがったんだ」
「はあ…あなたったら、さびしんぼなんだから。
あの、お聞き下さいね。
アマーロちゃんはもう16才なんですよ。
巣立ちの時期なんですから、あの子に合わせてそろそろ貴方も子離れ…じゃなくて妹離れしないとダメですよ。
大体あんまり束縛すると嫌われてしまいます。
一緒に下着を洗わないでとか、ご飯食べたらすぐ部屋に戻っちゃうとか…そんなのお嫌でしょ?」
「!…………クソッ、うるせえ」
ぎゅぎゅーーーっ!
「あいたぁっ!
もう!わかったからァ!機嫌なおして下さいっ!元気だして下さい!
わかりました!明日1日お店をお休みにしますっ、ずーっとあなたと一緒にいますから!いくらでも膝枕します、花札もやりますっ、一緒にお風呂も入ります、耳の裏掃除だって子守唄つき添い寝もします!構いまくりますからァー!
だからそんな泣きそうな顔しないでってばァーーー!」
兄貴、オネエ二人が姉気取りになってアマーロと仲が良いのが実はちょっと寂しかった!
To be continued.......?
H.31.2.13
やっと完成した。何年がかりだっただろう。
おかしなテンションはさておき、出来上がって良かった良かった。
ソルジェラのねつ造スタンド名もさり気なく公開。
二人セットってことで、それっぽいバンドを選んでみた。マシーンヘッドはバイオレンスな曲調、レディオヘッドはメランコリックな感じ。
二人はアラウンドザワールドでは、美容とか女子に人気のスポットを取材して紹介するフリーライター兼ネットで恋愛相談にズバリ切り込む毒舌カリスマブロガーって設定だったりします。
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