捧げ夢小説
◆fall in love/越前リョーマ夢/キリ番1800
「名前先輩、また間違ってる」
「え?どこ?」
「ほらここ。mostじゃなくてmoreにしてthanをつける」
「あ、そっか。じゃあこっちはどうなるの?」
「こっちはつづりが短いからmoreじゃなくてerをつける」
「なるほどね。さすがリョーマくん!英語はお手のものだね」
「先輩は俺より一つ年上なのに、なんでこんなこともわからないんスか?」
「む…わからないものはわからないんだもん。しょうがないじゃない」
「まあ、そういうところもかわいいっスけどね。名前先輩は」
「ちょっとリョーマくん!いきなりそういうこと言わないの//」
「本当のこと言っただけですよ俺は」
「もう…」
リョーマくんは私の彼氏だったりする。
そのリョーマくんの家で勉強を教えてもらっている。
リョーマくんってアメリカに住んでたらしいから、英語は得意なんだよね。
一つ年下の男の子に勉強を教えてもらうって、どうかと思うけど…リョーマくん英語得意だし。
それに、リョーマくんに勉強を教えてもらってる間リョーマくんと一緒にいられるから、私は嬉しかったりする。
「先輩?どうかしたんスか、ぼーっとして」
「え?あ、ごめん。ちょっと考えごとしてたの」
「勉強に集中して下さいよ?俺がつまんないんスから」
「つまんないって…あのねリョーマくん」
「ほら次いきますよ」
「…はーい」
数時間後。
「終わった〜!」
「やっとっスね」
「あ、ごめんねリョーマくん。何時間も付き合ってもらっちゃって」
「べつにいいっスよ」
「え、でも…」
「いいって言ってるじゃないスか」
「今度お礼するから」
「名前先輩」
「なに?」
「俺は先輩を独り占め出来たから、それだけでいいんスよ」
「えっ…///」
「俺名前先輩に、fall in loveなんだから」
「ふぉーる、いん…らぶ…?」
「そう」
「fall in loveって…恋に落ちるって意味…だよね?」
「正解」
「…リョーマくん///」
「俺は先輩に惚れてるから、一緒にいられるだけで嬉しいんスよ。だから、べつにこんなこと気にしなくていいんだよ先輩は…」
「あ、ありがと…リョーマくん///」
「名前先輩、大好きっスよ」
END
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