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捧げ夢小説
◆ケーキ屋での出来事/不二裕太夢/キリ番1231


「こっちのケーキもおいしそうだなあ…」





あるケーキ屋さんの表に飾られている、いろんなケーキを私は眺めてる。


種類も豊富で、どのケーキもおいしそうなものばかり。





「おいしそう…」




「うまそうだな…」




「うん。ほんとおいしそ…」





あれ…隣に誰かいる?






「って、裕太くん!?」





なんでこんなところに裕太くんが!?





「あ…名字!?なんでここに?」

「それはこっちのセリフだよ。…あーびっくりした…」




まさか、休みの日にこんな所で裕太くんに会えるなんて…。


びっくりしたけど、嬉しいな。


それに、私服姿の裕太くんもかっこいいなぁ…。




「裕太くん、なんでここに?」

「いや、その…先輩がここのケーキがすごくうまいって言ってたから、気になって…」

「裕太くん、ケーキ好きなんだ?」

「えっ?べ、べつに好きじゃなくて、ただ、先輩がうまいって言ってたから…!」

「じゃあ、嫌いなんだ?」

「嫌いじゃない!むしろ、甘いものは大好きで…」






「え?」






「あ…」






しまった、みたいな顔になる裕太くん。


裕太くんって甘いもの大好きなんだ。ちょっとかわいいかも。





「裕太くん」

「…………なんだよ?」

「裕太くんって、甘いもの大好きなんだね」



「………名字には知られたくなかったのに…」



「え?どうして?」

「いや、あの…男が甘いもの大好きなんて、普通はひくだろ…?」

「そうかな?」

「え?名字は、どうも思わないのか?」

「私はいいと思うよ。男の子が甘いもの大好きなの」

「…そうか///」

「それに裕太くんが甘いもの大好きなのは、嬉しいな」




「え…?」




「私も甘いもの大好きなんだよ」

「名字も?」

「うん、甘いもの大好き!裕太くんと一緒だね♪」

「名字と一緒…///」

「ねぇ、裕太くん。一緒にここのケーキ食べよ?」

「い、いいのか?」

「うん!一緒に食べよ♪」

「あ、ああ…ありがとう名字」












「おいしい!」



「うまい!」




ここのケーキほんとおいしいな。しかも裕太くんと一緒だから、幸せ♪


いい日だな今日は。






「裕太くんって、結構甘党だったりする?」

「なんでだ?」

「ケーキ4つも食べてるから」

「そう言うお前も3つ目のケーキだろ?それ」

「あはは。だっておいしいんだもん」

「なんか、似てるな」

「似た者同士ってとこかな」

「そうだな」

「裕太くんと似た者同士かあ。ふふ」

「なにがおかしいんだ?」

「あ、ごめん。なんか嬉しくて」

「嬉しい?」

「裕太くんと似た者同士ってのが」

「え…?」

「甘いもの大好きなのも一緒だし。今日は裕太くんのこと知れて良かったよ」

「……名字」

「なに?」






「お前彼氏いるの…か?」






「えっ?いないよ。どうしたの急に」

「……名字」

「え…な、なに?」





裕太くんがじっと私を見てくる。


ちょっと…いや、かなり恥ずかしい///









「俺、名字のことが好きだ!」





…え?





「ええええっ!?」





裕太くんが私のことを!?





「で、できれば俺と、付き合ってほしい…//」

裕太くんかなり顔が赤くなってる。でも、私も顔が赤くなってるのがわかる。



すごく嬉しい///




「あの…裕太くん」



「………」



「わ、私も裕太くんのこと…好きだよ…」

「ほ、本当かっ?」

「うん…///」

「あ、ありがとう名字!」

「私こそ、ありがとう裕太くん」








まさか、裕太くんに告白されるなんて夢にも思ってなかった…。



びっくりすることばかりの1日だったけど、すごく良かった日だった。



これからは、裕太くんの彼女として一緒にいられる…。








「裕太くん、私のこと好きになってくれてありがとね」

「俺の方こそ、好きになってくれてありがとうな。名前」










END

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あきゅろす。
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