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*乳首攻





「ガーイ」
「ん、どうしたんだよ旦那」

ラフな格好をしてベッドに座っていたガイの元へと近付いていく。
2人分の体重がのしかかったベッドはギシリ、と軋んだ。

「いえ…今日陛下が昼間に気になることを言っていたので、それが気になって仕方がないんです」

ガイの背中に自分の背中を会わせ、対になる。
会話の途中に軽い溜め息が混ざった。
そのジェイドが珍しく悩んでいる様子にガイは首を傾げる。

「何だよ、その気になることって」
「それがガイに協力して貰わなければ解決しないことで…」
「俺、が…?」

ガイは頼りにされれば、断れない性格ということを知っている。
それを知っていてジェイドはわざと話を持ち込んだ。
少しの沈黙が続いた後にガイの重い口が開いた。

「言ってみてくれよ、出来ることなら協力するぜ?」

うっすらと、相手からは見えない位置で口角を上に上げた。
ジェイドの狙い通り、だ。

「そうですかぁ〜?それでは、遠慮なく…」

背後から耳たぶを触り、そのままゆらゆらと下へ下げていく。
少しもどかしいジェイドの行動にガイは吐息を漏らした。

「ん、ジェイド何してっ…?」
「このまま行けば、ですね…」
「…っはぅ!?」

鎖骨を通り過ぎ指が捕まえたのはカリッと爪を立てれば簡単に勃ち上がり始めた、ガイの乳首。
インナー越しに片方だけではなく、両方を中心目掛けて爪で擦っていく。

「ああ、やはり見つかりましたか…しかもこんなに勃ち上がらせてしまって」
「あぅ、何…?だ、めっ…」
「押し潰しても押し潰しても…ビンビンに跳ね返ってきますよぉ?」

服越しだからか背後から耳元で囁かれているからか、乳首は常に芯を保ったまま。
ガイは胸をまさぐる、伸ばされた手を退けようと努力するがうまく力が入らない。

「は、ジェイド…やめろ、って…!」
「お断りします〜だってここで止めたら辛いのはあなたでしょう?」

すると今度はジェイドの手が、ガイの下半身へ伸びていく。
服にテントを作っていた男の象徴を力強く握った。

「っはぁああ、あ…っ!」

先端からじわりと服に大きなシミが浮かび上がってきた。
衝動で力が抜けてしまい、くったりとジェイドの胸板に寄り掛かり息を整える。

「おやおや、乳首だけでイっちゃいましたね〜」
「…はぁ、服、汚れただろっ…」
「では飲んで差し上げた方が、よろしかったでしょうか?」
「っ、そうじゃ、なくて…!」

問い掛けられた質問が恥ずかしくて、ガイは曖昧な答えしか出せなかった。

(結局、陛下が言って昼間から気になっていたことって?)
(耳の下の延長線に乳首がある、と言うことをほざいていたので、ガイで証明してみようかと)
(…アンタ、俺じゃなくても自分の身体で出来たんじゃないのかっ…)
(でも、気持ち良かったでしょう?)





END.
09/11/13

◆あとがき◆
これはほぼ、勢いです。
少し前の日記でも言いましたが、そんなことをこの間男友達が言っていたのでネタにしてやろうかと…^^
ジェイドがただの変態ですね、知ってます。
ガイ様は淫乱なので乳首だけでイけると思います。
ジェイドはこの時ガイ様に肉棒を擦り付けていたんだろうなぁ…。←
SSっていつも裏が中途半端ですよね、すみません。

最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました!

村瀬りんく


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