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やおい



下腹部辺りを何かが進む。
力を抜き、対処をしようとしたが、思わぬそれの太さに身体がだんだん強張っていく。
同時に漏れてしまいそうな呻き声を、下唇を噛み締めながら堪えた。
その様子を相手は察したようで言葉を掛けてきた。

「痛かったら言えって…。我慢、するなよ」

心配そうな表情を近付けられ、同時に心が傷むのを感じた。
相手も締め付けられ、傷みを感じている筈なのに。
辛いのは一人だけではない。
この相手を思いやる心が、よくぞここまで成長してくれた。

「いいっ…来いよ、ルーク」
「ガ、イ…ッ」

未だ、突き進む長さがあると言うのか。
普通ならば外界から異物を受け入れることのない排泄器に埋まる、性器。
括約筋と粘膜を通り過ぎると更にその先の直腸へ。

「あッ、ぁああ!はぁ、ンッ」
「…っく、」

気持ち、イイ。
頭がその一色に染まった。
身体の感覚器が全て、その快感に持っていかれてしまう。
何も考えられなく、なる。

「ソコ、ばっか…ルー、ク…!」

性器の抜き差しが始まる。
しっかりと、敏感に反応してしまった一点に集中されて。

「すげーのっ…ガイが俺をぎゅうぎゅうに、締め付ける…から、」
「ひぃぁ、あッ、ル…」
「やべ…も、止まんねっ…」

動きが、止まった。
結合部の肌が密着し、ナカでは性器から生温かいものが放たれれる。
それにより腹部が張る感覚が、した。
ずるずると異物が身を引き、存在感のあったものが失われていく。

「…う、ぁ」

抜かれた性器と一緒にどろり、と液体が流れた。
肛門から肌へと伝う。
そして腹部にも何かが伝う。
中出しされた後、ようやくその時に自分が何も触れられずに後ろだけで達していたことに気が付いた。





end.
2010/12/30

や お い \(^O^)/
久しぶりにやってしまいました…。
もうこれ、相手誰でも良かった気がしてしょうがない(滝汗
だがしかし、自分なりに今回は濃い裏が書けたので良しとします。
…短いけれどもっ!

ss
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