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好きときめきとキス
#043
弓なりになった真琴の腰を捕まえたまま、激しくピストン運動を始めた流雅に押し付けられたまま逃げることは許さないとでも言うように捕らえられ、結合部分から赤い液体が真琴の太ももを伝う。
「いたっ・・はぁ・ぁあ・・ん・くっ・・ぁ・・んん・・・」
ずっと触れていた硝子は火照った体の回りを白く染めあげる。
日に余り当たらない真琴の肌は赤く染まって堪能的な表情を見せる。
「好きだろ無理矢理・・・もっ」
鉄の匂いと独特の匂いが混ざる部屋には水音が響く。
毎日といっていいほど抱かれているとはいえ、女性器の様に受け入れる体制はいつになっても出来ていない蕾は切れて血をフローリングに落とす。
龍雅が動くたびに眉を潜める真琴は必死に硝子を突っぱねて体を支える。
その背中の窪みに顔を埋めた龍雅の唇が背骨に口付け、時々赤い痕を残せば満足げにその痕をなぞった。
「あっ・・ぁっ・・・ああ・ん・・っ・・い・・」
痛いとうわ言の様に呟く割に真琴のペニスは反応を示し、頂点からは白液が毀れる。
「なぁ・・痛いだけじゃないだろ?」
真琴の顎を無理矢理掴んで自分のほうに顔を向けさせて潤んだ目から零れる涙を舐めとる龍雅に真琴の喉が音を鳴らした。



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