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好きときめきとキス
#040
車から部屋に帰るまで無言だった真琴を流雅は無理やり自分の部屋に連れていき、不機嫌なままの真琴に詰め寄った。
「まこ」
「やだ」
窓際に追いやって逃げ道をなくせばかたくなに閉じられていた口は否定の言葉をつむぐ。
「言え」
短い催促の言葉を告げれば下を向いて唇をかむ真琴の唇をなめて少し血が滲む唇を味わうようになめると流雅は目を細め食らいつく。
「んっ・・・やだ・・ぁ」
口付けから逃げるようにしながら真琴はガラスに体を寄せる。
マンションの12階は割りと高く、ベランダには真琴が育てているハーブが何種類か並んでいる。
「言え」
2度目の催促は冷たい視線と共に室内に響く。
言うつもりがまったくないといった真琴の態度に痺れを切らした流雅は真琴の両腕を硝子に括り付ける
「やっ・・ふぁあ・ああ・・ん・あ・ぁあ・・・ん!・・はっ」
シャツのボタンを全て外して窓際に押し付ければまだなんの変化もない乳首が冷たい硝子に触れたせいで体を硬くすると逃げようと下半身を動かす。
「あっ・・ん・やっ・・・ぁあ・・んんっ・・んっ・・はっ」
硝子にあたる乳首がすれるたびに声を荒げる真琴。
流雅が真琴の耳元に息を吹き付ければ抵抗する力すらなくした。



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