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好きときめきとキス
#039
「お前イくの遅すぎ」
荒い息を零しながら真琴は流雅の胸板を押しのけながら言い放つ。
「の割には善がりまくってたくせに」
自分の体重をそのまま真琴にかけると、身動きできなくさせると真琴の耳にイキを吹きかけるようにささやく。
「買女も吃驚するくらい叫んでたもんな」
いつもの意地悪な表情で告げられた言葉に一瞬傷ついた顔をした真琴。
「っ・・・もういい」
真っ赤な顔を背けてベットから出ようと試みるが流雅が阻止する。
そんな攻防を繰り返して、真琴の腰を引き寄せた流雅の腕を振りほどく。
「まこ」
「一人にして」
それはいつもとは違う拒絶。
明らかに態度が変わった真琴を引きとめはせず、寝室の扉が閉まる音が室内に響いた。



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あきゅろす。
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