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好きときめきとキス
#037
「いい・・・っは・・もっと」
目をつぶって流雅の顔を見ないようにしながら真琴は流雅の耳元でささやく。
「どうしてほしいんだ?」
挑発的な表情で流雅は真琴を追い詰め始める。
薄く開いた目を潤ませた真琴は両腕を外し、ゆっくりと流雅のベルトを器用に外すとチャックを下ろして流雅のペニスに触れる。
その間も真琴を攻め続ける流雅には余裕の表情が現れていて、真琴の行動にまったく動じない。
「ぁ・ふ・・下さい・・・流雅のっ・・んん!」
頬を赤く染めながらの懇願は途中で途切れる。
口内で暴れ始めた指が何度も出入りをしてはのどを突くために、真琴は眉間に皺を寄せたまま唐突な流雅の行動に耐える。
「何回教えてもまだ覚えないなお前は」
目を細めて真琴を見る流雅の表情は軽蔑とあきれを含む。
「真琴」
冷たい声に名前を呼ばれ、背筋に悪寒のような快感が走る真琴は体を震わせる。
そして、自ら足を開くと濡れた瞳で流雅を見つめた。



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