好きときめきとキス
#027
「んぅ･･ぁ･･いっ･･あ･･あぁ･」
流雅の首に抱きつきながら真琴は断続的に声を漏らす。
絡みつく流雅の指は行ったり来たりを繰り返してふと指を先端で止める。
「真琴はここが弱かったな」
耳朶に触れる熱い唇から発せられる声だけでも真琴を煽る。
「ちが･･いぁ･ん･･や･･ぁぁ･･あ･」
それなのに、流雅は意地の悪い言葉を発するので真琴には反論する隙は与えない。
「いや？ココは嬉しそうに俺の指を咥えてんだけど」
先端に流雅の細い指先を押し付けられ、もう片方の手が蕾を刺激している玩具に触れる。
「あ･ぁ･んんっ･･･ああ･ぁ･･ひゃ･ぅ･･ぅぁ･･ああ･･」
白い肌が紅く色付きだすと潤んだ目が流雅を捕らえる。
「エロい奴」
くくっと含んだような笑みを零した流雅に理性は残っていない。
いやらしい音を漏らす蕾から玩具を抜き去ると、自身をあてがう。
「入れるぞ」
先ほどまでと違う大きさと熱さが真琴に伝わる。
「も･･ひゃぁ！･ぁあ･あ･ん･んん･ぅぁ･」
激しいピストン運動と絶え間なく続く真琴自身への同時攻め。
「イクっ！」
ビクッと真琴の体が揺れる。
流雅の指が邪魔をして精液を吐き出す事無く、真琴は体を震わせた。
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